既存のプロジェクトから作業項目の種類をエクスポートおよびインポートする
既存のプロジェクトの作業項目の種類をカスタマイズするには、コマンド ライン ツール witadmin を使用して作業項目の種類を XML ファイルにエクスポートおよびインポートします。
トピック目次
作業項目の種類の定義ファイルをエクスポートする
作業項目の種類の定義ファイルをインポートする
必要なアクセス許可
この手順を実行するには、Team Foundation 管理者グループのメンバーであるか、またはプロジェクトのプロジェクト管理者グループのメンバーである必要があります。 詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。
作業項目の種類の定義ファイルをエクスポートする
既存のチーム プロジェクトから作業項目の種類の定義をエクスポートするには
コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
次のコマンドを入力し、Enter キーを押して、一覧表示する作業項目の種類を格納するディレクトリに変更します。
cd ..ドライブ:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10.0\Common7\IDE\IDE
コマンド プロンプトで次のコマンドを入力し、Enter キーを押して、既存のチーム プロジェクトの作業項目の種類をエクスポートします。
witadmin exportwitd /collection:http://ServerName:Port/VirtualDirectoryName/CollectionName /p:projectName /n:WorkItemTypeName /f:FileName
注意
Windows Vista を実行している場合、アクセス許可を持たないフォルダーが存在する可能性があります。 アクセス許可のない場所に作業項目の種類をエクスポートしようとすると、レジストリ仮想化テクノロジが、自動的にエクスポートされたファイルをリダイレクトし、仮想ストアに保存します。 このリダイレクトが行われないようにするには、アクセス許可のある場所にファイルをエクスポートします。 レジストリの仮想化の詳細については、Microsoft Web サイトの「Registry Virtualization (レジストリの仮想化)」および「Windows Vista のファイルおよびレジストリの仮想化に関する一般的な問題」を参照してください。
たとえば、次のコマンドは、AdventureWorks プロジェクトに定義されている Bug という名前の作業項目の種類の内容を Bug.xml ファイルにエクスポートします。
witadmin exportwitd /collection:http://AdventureWorksServer:8080/AWTeam/Collection1 /p:AdventureWorks /n:Bug /f:Bug.xml
正常に終了した場合は、次のように表示されます。
操作が完了しました。
作業項目の種類の定義ファイルをインポートする
作業項目の種類を既存のチーム プロジェクトにインポートするには
コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
次のコマンドを入力し、Enter キーを押して、一覧表示する作業項目の種類を格納するディレクトリに変更します。
cd ..ドライブ:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10.0\Common7\IDE\IDE
コマンド プロンプトで次のコマンドを入力し、Enter キーを押して、作業項目の種類をインポートします。
witadmin importwitd /collection:http://ServerName:Port/VirtualDirectoryName/CollectionName /p:projectName /n:WorkItemTypeName /f:FileName
たとえば、次のコマンドは、AWBug.xml ファイルに定義されている作業項目の種類を AdventureWorks プロジェクトにインポートします。
witadmin importwitd /collection:http://AdventureWorksServer:8080/AWTeam/Collection1 /p:AdventureWorks /f:AWBug.xml
正常に終了した場合は、次のように表示されます。
作業項目の種類のインポートが完了しました。
注意
作業項目の種類の定義をインポートすると、作業項目の種類の定義ファイルの WORKITEMTYPE 要素に割り当てられた名前に基づいて作業項目の種類が作成されます。 名前が既に存在する場合は、インポート コマンドで既存の作業項目の種類が上書きされます。 名前が存在しない場合は、新しい作業項目の種類がチーム プロジェクトに追加されます。