メッセージ ボックス スタイル
以下のメッセージ ボックスのスタイルを使用できます。
メッセージ ボックスの種類
MB_ABORTRETRYIGNORE3 つのプッシュ ボタン、メッセージ ボックスを表示。中止、再試行、無視します。
MB_OK1 つのプッシュ ボタン、メッセージ ボックスを表示。OK
MB_OKCANCEL2 つのプッシュ ボタン、メッセージ ボックスを表示。[Ok] をキャンセルします。
MB_RETRYCANCEL2 つのプッシュ ボタン、メッセージ ボックスを表示。再試行およびキャンセルします。
MB_YESNO2 つのプッシュ ボタン、メッセージ ボックスを表示。はい、いいえ
MB_YESNOCANCEL3 つのプッシュ ボタン、メッセージ ボックスを表示。はい、いいえ、キャンセルします。
メッセージ ボックスの様式
MB_APPLMODAL ユーザーは、現在のウィンドウで作業を続ける前にメッセージ ボックスに応答する必要があります。 しかし、ユーザーは、ほかのアプリケーションのウィンドウへ移動して、そのウィンドウで作業することはできます。 既定値は、MB_SYSTEMMODAL と MB_TASKMODAL がどちらも指定されない場合は、MB_APPLMODAL になります。
MB_SYSTEMMODAL ユーザーがメッセージ ボックスに応答するまで、すべてのアプリケーションが中断されます。 システム モーダル メッセージ ボックスは、ユーザーにすぐに知らせる必要がある致命的なエラーを警告するために使用します。このボックスは、頻繁には使用しないでください。
MB_TASKMODAL MB_APPLMODAL と似ていますが、MFC アプリケーションでは有用ではありません。 このフラグは、ウィンドウ ハンドルを使用できないアプリケーションやライブラリを呼び出すために予約されています。
メッセージ ボックスのアイコン
MB_ICONEXCLAMATION メッセージ ボックスに感嘆符 (!) のアイコンを表示します。
MB_ICONINFORMATION 円の中に "I" が描かれたアイコンをメッセージ ボックスに表示します。
MB_ICONQUESTION メッセージ ボックスに疑問符 (?) のアイコンを表示します。
MB_ICONSTOP メッセージ ボックスにストップ記号のアイコンを表示します。
メッセージ ボックスの既定のボタン
MB_DEFBUTTON1 最初のボタンを既定のボタンにします。 MB_DEFBUTTON2 または MB_DEFBUTTON3 が指定されない限り、常に最初のボタンが既定のボタンになります。
MB_DEFBUTTON2 2 番目のボタンを既定のボタンにします。
MB_DEFBUTTON3 3 番目のボタンを既定のボタンにします。