方法: Visual Basic でオブジェクトを別の型に変換する

Object 変数を他のデータ型に変換するには、CType 関数 (Visual Basic) などの変換キーワードを使用します。

使用例

次に示すのは、Object 変数を Integer 型から String 型へ変換する例です。

Public Sub objectConversion(ByVal anObject As Object)
    Dim anInteger As Integer
    Dim aString As String
    anInteger = CType(anObject, Integer)
    aString = CType(anObject, String)
End Sub

Object 変数の内容が特定のデータ型であることがわかっている場合は、変数をそのデータ型に変換することをお勧めします。 Object 変数を使い続けると、ボックス化およびボックス化解除 (値型の場合)、または遅延バインディング (参照型の場合) が行われます。 これらの操作はいずれも余分な実行時間を必要とするため、パフォーマンスが低下します。

コードのコンパイル

この例で必要な要素は次のとおりです。

  • System 名前空間への参照

参照

参照

データ型の概要 (Visual Basic)

データ型変換関数 (Visual Basic)

Object

概念

拡大変換と縮小変換 (Visual Basic)

暗黙の型変換と明示的な型変換 (Visual Basic)

変換時の値の変化 (Visual Basic)

文字列とその他の型との変換 (Visual Basic)

配列の変換 (Visual Basic)

Visual Basic での型宣言を省略したプログラミング

その他の技術情報

Visual Basic における型変換

構造体 (Visual Basic)