/versionsafe
暗黙のオーバーライドを検出します。
/versionsafe[+ | -]
引数
- +| -
既定では /versionsafe- が有効であり、コンパイラは、暗黙のメソッド オーバーライドを検出してもエラーを生成しません。 /versionsafe+ (/versionsafe も同じ) を指定すると、コンパイラは暗黙のメソッド オーバーライドに対してエラーを生成します。
解説
メソッドのオーバーライド ステータスを明示的に示すには、hide または override キーワードを使用します。 たとえば、/versionsafe を指定して次のコードをコンパイルすると、エラーが発生します。
class c
{
function f()
{
}
}
class d extends c
{
function f()
{
}
}
使用例
in.js をコンパイルし、暗黙のオーバーライドを検出した場合にコンパイルでエラーを生成するようにする例を次に示します。
jsc /versionsafe in.js