コマンド修飾子
コマンドの前には、コマンド修飾子を指定できます。コマンド修飾子は、必要に応じて空白またはタブで区切ります。 コマンドの場合と同様に、修飾子でもインデントを設定する必要があります。
修飾子 |
目的 |
|---|---|
@command |
コマンドを表示しません。 コマンドによる表示は中止されません。 既定では、実行されたすべてのコマンドがエコーされます。 /S を使用すると、メイクファイル全体で表示を中止できます。.SILENT を使用すると、メイクファイルの一部について表示を中止できます。 |
–[number ]command |
command のエラー チェックをオフにします。 既定では、コマンドで 0 以外の終了コードが返されると、NMAKE は中断します。 –number を使用すると、終了コードが number より大きい場合に NMAKE が中断します。 ダッシュと number の間に、空白やタブは使用できません。number と command の間には、少なくとも 1 つの空白またはタブが必要です。 メイクファイル全体でエラー チェックをオフにするには、/I を使用します。メイクファイルの一部についてエラー チェックをオフにするには、.IGNORE を使用します。 |
!コマンド |
command で $** (依存関係内のすべての依存ファイル) または $? (ターゲットよりタイムスタンプの新しいすべての依存ファイル) を使用する場合に、各依存ファイルで command を実行します。 |