Visual Studio 内での Office 機能の使用
ドキュメント レベルのプロジェクトを作成すると、ドキュメントおよび関連アプリケーションは Visual Studio 内でホストされるため、これらのドキュメントを直接デザインし、操作することができます。Visual Studio で Microsoft Office アプリケーションを開いた場合、そのアプリケーションは基本的には正常に動作します。ただし、そのアプリケーションの一部の機能が本来とは異なっていたりアクセスできなかったりすることがあります。
対象: このトピックの情報は、Excel 2013 と Excel 2010、および Word 2013 と Word 2010 のドキュメント レベルのプロジェクトに適用されます。詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクト タイプ別の使用可能な機能」を参照してください。
ドキュメントの保護
Microsoft Office Word および Microsoft Office Excel には、プロジェクトで使用できるドキュメント保護機能があります。ただし、Visual Studio でドキュメントを開いているときにドキュメントの保護を有効にすると、デザインを変更できなくなることがあります。詳細については、「ドキュメント レベルのソリューションにおけるドキュメントの保護」を参照してください。
Information Rights Management
Information Rights Management (IRM) は Microsoft Office Word および Microsoft Office Excel で使用できます。IRM によって、承認されていないユーザーによる機密情報の参照や変更を防止することができます。ただし、IRM が原因でコードを実行できなくなることもあります。詳細については、「Information Rights Management とマネージ コード拡張機能の概要」を参照してください。
パスワード保護
Microsoft Office Word 文書および Microsoft Office Excel ブックをパスワードがなければ開くことができないように設定できます。パスワード保護の処理方法は Word と Excel で異なり、開発プロセスに影響を及ぼすことがあります。詳細については、「Office ドキュメントのパスワード保護」を参照してください。
参照
処理手順
方法 : コードを実行せずに Office ソリューションを開く
概念
ドキュメント レベルのソリューションにおけるドキュメントの保護