CWnd::OnAppCommand
フレームワークは、ユーザーがアプリケーションのコマンド イベントを生成するときにこのメンバー関数が呼び出されます。このようなイベントは、ユーザーがアプリケーションのコマンド ボタンをクリックするか、アプリケーションの命令キーを押すと発生します。
afx_msg void OnAppCommand(
CWnd* pWnd,
UINT nCmd,
UINT nDevice,
UINT nKey
);
パラメーター
パラメーター |
説明 |
---|---|
[入力] pWnd |
ユーザーが comman のをクリックするか、またはコマンド キーを押す CWnd ウィンドウを表すオブジェクトへのポインター。このウィンドウにメッセージを受け取るウィンドウの子ウィンドウです。 |
[入力] nCmd |
アプリケーションのコマンドが表示されます。使用できる値の一覧については、WM_APPCOMMANDの lParam のパラメーターの cmd のセクションでコマンドを参照してください。 |
[入力] nDevice |
入力イベントを生成した入力デバイス。使用できる値の一覧については、WM_APPCOMMANDの lParam のパラメーターの uDevice のセクションで、デバイスを参照してください。 |
[入力] nKey |
押されて Ctrl キーまたはマウスの左ボタンなどの仮想キーを表します。使用できる値の一覧については、WM_APPCOMMANDの lParam のパラメーターの dwKeys のセクションでキーを参照してください。詳細については、マウス入力についてのメッセージ パラメーターに対して「」を参照してください。 |
解説
このメソッドは Windows SDKで説明する WM_APPCOMMAND の通知を受け取ります。
[!メモ]
このメンバー関数は、アプリケーションが Windows メッセージを処理できるようにするためにフレームワークによって呼び出されます。この関数に渡されるパラメーターの値は、フレームワークがメッセージ受信時に受け取ったパラメーターの値に基づいています。この関数の基本クラスの実装を呼び出した場合は、関数に渡したパラメーターではなく、メッセージと共に渡されたパラメーター自体が使用されます。
必要条件
ヘッダー: afxwin.h
このメソッドは、Windows Vista およびそれ以降のバージョンでサポートされています。
このメソッドに関するその他の要件については、「Windows Vista コモン コントロールの作成要件」を参照してください。