RibbonOfficeMenu インターフェイス
Microsoft Office メニューに追加したコントロールにアクセスできるようにします。
名前空間: Microsoft.Office.Tools.Ribbon
アセンブリ: Microsoft.Office.Tools.Common (Microsoft.Office.Tools.Common.dll 内)
Microsoft.Office.Tools.Common.v4.0.Utilities (Microsoft.Office.Tools.Common.v4.0.Utilities.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("49cea6a9-3670-4ae0-9a36-9305e27f302b")> _
Public Interface RibbonOfficeMenu _
Inherits RibbonComponent, IComponent, IDisposable
[GuidAttribute("49cea6a9-3670-4ae0-9a36-9305e27f302b")]
public interface RibbonOfficeMenu : RibbonComponent,
IComponent, IDisposable
RibbonOfficeMenu 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Items | Microsoft Office メニューに追加したリボン コントロールを取得します。 | |
Name | この RibbonComponent の名前を取得または設定します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
Parent | この RibbonComponent の親を表す RibbonComponent を取得します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
Ribbon | コントロール階層を含む最上位の Ribbon オブジェクトを取得します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
RibbonUI | インフラストラクチャ。Microsoft Office アプリケーションによってリボン機能拡張コードに提供される IRibbonUI のインスタンスを取得します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
Site | IComponent に関連付けられた ISite を取得または設定します。 (IComponent から継承されます。) | |
Tag | この RibbonComponent と関連付けられたアプリケーション固有のデータを取得または設定します。 (RibbonComponent から継承されます。) |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Dispose | アンマネージ リソースの解放およびリセットに関連付けられているアプリケーション定義のタスクを実行します。 (IDisposable から継承されます。) | |
PerformDynamicLayout | RibbonComponent に動的メニューなどの動的な親があり、レイアウトが中断されていない場合、親コントロールの Microsoft.Office.Core.IRibbonUI.InvalidateControl メソッドを呼び出します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
PerformLayout | RibbonComponent に親があり、レイアウトが中断されていない場合、Microsoft.Office.Core.IRibbonUI.InvalidateControl を呼び出します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
ResumeLayout() | SuspendLayout メソッドの実行結果を元に戻します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
ResumeLayout(Boolean) | SuspendLayout メソッドの実行結果を元に戻します。 (RibbonComponent から継承されます。) | |
SuspendLayout | Microsoft Office アプリケーションがリボン上のコントロールの状態を更新しないようにします。 (RibbonComponent から継承されます。) |
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イベント
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Disposed | コンポーネントの Disposed イベントを処理するメソッドを表します。 (IComponent から継承されます。) |
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解説
リボン (ビジュアル デザイナー) 項目をプロジェクトに追加すると、Visual Studio によって、生成される OfficeRibbon インターフェイスの OfficeMenu プロパティに新しい RibbonOfficeMenu オブジェクトが自動的に割り当てられます。実行時に Microsoft Office メニューに新しいコントロールを追加したり、Microsoft Office メニューに追加したコントロールにアクセスしたりするには、このオブジェクトを使用します。
実行時にコントロールを追加できます。ただし、リボンが読み込まれる前に行う必要があります。コントロールのインスタンスを作成した後、新しいコントロールを Items コレクションに追加します。詳細については、「リボン オブジェクト モデルの概要」を参照してください。
[!メモ]
これは、Visual Studio Tools for Office Runtime によって実装されたインターフェイスです。コードに実装されるものではありません。詳細については、「Visual Studio Tools for Office Runtime の概要」を参照してください。
使用方法
ここでは、.NET Framework 4 および .NET Framework 4.5 を対象とする Office プロジェクトで使用される型のバージョンについて説明します。.NET Framework 3.5 を対象とするプロジェクトでは、この型のメンバーが異なること、およびこのコード例が動作しないことがあります。.NET Framework 3.5 を対象とするプロジェクトの型の詳細については、Visual Studio 2008 ドキュメントの参照セクション https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=160658 を参照してください。
例
次の例では、Office のリボン メニューのカスタム コントロールを反復処理してメニュー名を表示します。このコード例を実行するには、最初に次の手順を実行する必要があります。
[リボン (ビジュアル デザイナー)] アイテムを Office プロジェクトに追加します。
ボタンを Microsoft Office ボタンに追加します。
ボタンの (Name) プロパティを myOfficeMenuButton に設定します。
Position プロパティにある AfterOfficeID に PositionType プロパティを設定します。
Position プロパティにある FilePrintMenu に OfficeID プロパティを設定します。
Private Sub ListOfficeRibbonCustomControls()
System.Windows.Forms.MessageBox.Show( _
"Listing all Office Menu custom controls...")
For Each control As RibbonComponent In Globals.Ribbons.Ribbon1.OfficeMenu.Items
System.Windows.Forms.MessageBox.Show("Control name: " + control.Name)
Next
End Sub
private void ListOfficeRibbonCustomControls()
{
System.Windows.Forms.MessageBox.Show(
"Listing all Office Menu custom controls...");
foreach (RibbonComponent control in Globals.Ribbons.Ribbon1.OfficeMenu.Items)
{
System.Windows.Forms.MessageBox.Show("Control name: " + control.Name);
}
}
参照
関連項目
Microsoft.Office.Tools.Ribbon 名前空間