リファクタリングと ダイアログ ボックス (Visual Basic)
Visual Basic の組み込み [名前の変更] ダイアログ ボックスを使用すると、フィールド、ローカル変数、メソッド、名前空間、プロパティ、型などのシンボルを表す、コードに含まれている識別子の名前を変更できます。[名前の変更] ダイアログ ボックスを開くには、要素の宣言を右クリックします。
[新しい名前]
コード要素の新しい名前を指定します。[場所]
名前の変更操作を実行するときに検索する名前空間を指定します。
名前変更の操作
[名前の変更] ダイアログ ボックスで実行される名前変更の操作は、名前を変更する要素の型によって多少異なります。
要素の型 |
名前変更の操作 |
---|---|
Class |
当該クラスのすべての宣言とすべての使用箇所が、新しい名前に変更されます。部分クラスについては、名前変更の操作はすべての部分に反映されます。 |
Field |
当該フィールドの宣言と使用箇所が、新しい名前に変更されます。 |
ローカル変数 |
当該変数の宣言と使用箇所が、新しい名前に変更されます。 |
メソッド |
当該メソッドの名前と、当該メソッドへのすべての参照が、新しい名前に変更されます。 |
名前空間 |
宣言、すべての Imports ステートメント、およびすべての完全修飾名において、当該名前空間の名前が新しい名前に変更されます。 |
プロパティ |
当該プロパティの宣言と使用箇所が、新しい名前に変更されます。 |
リファクタリング
Visual Basic と Developer Express Inc. との提携により、綿密なリファクタリングを行うことができます。このツールをダウンロードする方法の詳細については、MSDN の Visual Basic デベロッパー センターで Refactor! を参照してください。Refactor! は 15 個以上のリファクタリング機能をサポートしています。その中には、パラメーター順序の再変更、メソッドの抽出、フィールドのカプセル化、およびオーバーロードの作成が含まれています。