テスト計画の作成および定義

テスト計画では、テスト対象とテスト実行方法を指定できます。テスト計画はプロジェクトの特定のイテレーションに適用できます。テスト ケース用に 1 つの既定テスト スイートを作成するか、またはテスト スイートの階層構造を作成できます。

要件

  • Visual Studio Ultimate, Visual Studio Premium, Visual Studio Test Professional

また、テスト計画のテスト実行に使用する既定の構成を選択することもできます。テスト構成は、これらのテストに必要な設定をテスト担当者に通知します。1 つまたは複数の既定の構成を使用できます。特定の構成でテストを実行するたびにテスト結果が記録されます。テスト計画を使用すると、次の図に示すように、テストと構成の組み合わせに対するこれらのテスト結果に基づいて、テストの進行状況を調査できます。

テスト計画のキー コンポーネント

[!メモ]

特定のテスト スイートで計画全体とは異なる構成が必要な場合は、テスト スイート レベルで既定の構成を割り当てることもできます。

テスト計画で独自のテスト構成が必要な場合は、最初にテスト構成を作成する方が簡単です。その場合、計画に対して既定の構成を選択でき、テスト ケースを追加する際には、そのテスト ケースと各既定の構成の組み合わせが自動的に設定されます。これらの組み合わせは、必要に応じて後で更新できます。テスト構成を作成する方法の詳細については、「方法: テスト構成を作成する」を参照してください。

[!メモ]

構成を定義する必要はありません。用意されている既定の構成を使用できます。

テスト計画に対して、既定のテストの設定を定義することもできます。これらのテストの設定により、テストの実行方法が決まります。テストの設定を使用すると、テスト中に実行された操作に関する情報の収集や、これらの操作の記録、ビデオ記録の作成、システム情報やコード カバレッジ データの収集など、多数のタスクを自動的に実行できます。また、テストの設定を使用し、特定の環境で自動テストをリモートで実行することもできます。

テスト計画での既定のテストの設定は、実行するテストを選択する際にオーバーライドできます。テストの設定および環境の詳細については、「コンピューターの設定およびテストの設定を使用した診断情報の収集」および「テスト コンピューターでのテストの実行またはデータの収集の設定」を参照してください。

[!メモ]

手動テストではテストの設定を定義する必要はありません。既定の設定 ([既定]) を使用すると、手動テストがローカル コンピューターで実行されます。

テスト計画の作成後、テスト ケースがアプリケーションの主要な機能をカバーしていることを確認するために、テスト計画のレビューが必要になることがあります。これを行うには、作成した Microsoft Word ドキュメントを使用すると簡単に実行できる場合があります。Test Scribe power tool (Test Scribe のパワー ツール) を使用すると、テスト計画から Word 文書を作成できます。この Word 文書を使用すると、各テスト ケースを開かなくてもだれでもテスト計画のテスト ケースをレビューできます。

テスト計画を作成するには、次の手順を実行します。

  • テスト計画を作成し、その計画で既定の構成および既定のテストの設定の追加を含むプロパティを設定

  • テスト スイートの作成およびテスト ケースの追加

  • 特定のテスト ケースの構成を更新

  • テストをテスト担当者に割り当て

  • テスト スイート内のテスト ケースを整理

  • 外部リンクをテスト計画に追加

テスト計画の作成

テスト計画で設定できるプロパティの一部を次の図に示します。

計画のプロパティ

テスト計画を作成するには

  1. Microsoft Test Manager を開きます。

    [!メモ]

    Microsoft Test Manager のウィンドウを表示するには、を選択し、[すべてのプログラム] を選択します。Microsoft Visual Studio 2012 をポイントし、Microsoft テスト マネージャーを選択します。

  2. テスト計画を作成するには、センター グループ スイッチャーの下向きの矢印をクリックし、**[テスト センター]**を選択します。

  3. 右上隅に表示される現在の計画の名前を選択します。

    [テスト センター] ダイアログ ボックスが表示されます。

    [!メモ]

    テスト計画の作成を含むテスト計画の管理は、整理ビューの [テスト ケース マネージャー] からも行うことができます。

  4. 計画を作成するには、追加を選択します。

    [テスト計画の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. **計画の名前を入力します。*****のプランの名前を入力し、追加を選択します。

    計画が一覧に追加され、強調表示されます。

  6. 使用に追加した計画を選択するには、**[計画の選択]**を選択します。

    テスト計画の内容ビューが表示されます。

  7. テスト計画のプロパティ ビューに変更するには、**[プロパティ]**を選択します。

  8. (省略可能) [説明] にテスト計画の説明を入力します。

  9. (省略可能) 所有者を変更するには、[所有者] を選択し、新しい所有者を選択します。

  10. [状態] を選択し、状態のリストから次の表に基づいて、選択する:

    状態

    使用する状況

    アクティブ

    テスト計画でテストを計画または実行しているとき。

    Inactive

    テスト計画が完了しているとき。

    重要 : 重要

    テスト計画を表示するか、テストを実行するには、テスト計画の状態を [アクティブ] に設定する必要があります。テスト計画が非アクティブ状態にある場合は、テスト計画を [計画] ビューで表示および編集することはできません。[テスト計画マネージャー] からのみアクセスできます。

  11. (省略可能) [開始日] にテスト計画が開始される日付、[終了日] にテスト計画が完了する日付を入力します。

    [!メモ]

    これらの日付は、テスト計画の状態には影響しません。

  12. このテスト計画が対応するチーム プロジェクトの区分を選択するには、**[区分]**を選択します。

  13. テスト計画でテストを実行するためのイテレーションを選択するには、**[イテレーション]**を選択します。

    [!メモ]

    イテレーションは Team Foundation Server 管理者によりチーム プロジェクト内に設定されます。

  14. (省略可能) テストの設定をこのテスト計画で手動テストに使用することを選択する場合に **[手動での実行]**の下に [テストの設定] を選択します。

    [!メモ]

    作成済みのテストの設定から選択するか、または、一覧の [新規作成] をクリックし、テストの設定ウィザードを開始して新しいテストの設定を作成できます。テストの設定の詳細については、「コンピューターの設定およびテストの設定を使用した診断情報の収集」および「方法: テスト計画のテスト設定を作成する」を参照してください。

  15. (省略可能) それを確認したり、テストの設定を更新するテストの設定を表示するには、一覧からのテストの設定を選択し、を **[開く]**を選択します。

  16. (省略可能) テストの設定をこのテスト計画である自動テストに使用することを選択する場合に **[自動での実行]**の下に [テストの設定] を選択します。

    [!メモ]

    自動テストを手動テストとは異なる設定で実行することを選択する場合には、自動テストの実行方法を指定するために別のテストの設定を使用できます。自動テストを実行する方法の詳細については、「テスト コンピューターでのテストの実行またはデータの収集の設定」および「Microsoft テスト マネージャーを使用した自動システム テストのテスト設定の作成」を参照してください。

  17. (省略可能) 既定の設定をテスト計画に追加するテスト スイートに使用することを選択する場合に、**[構成]**の下に [この計画の構成] を選択します。

    ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスには、チーム プロジェクトのすべての構成とテスト計画の現在の既定の構成が表示されます。

    [!メモ]

    既定では、[Windows 7 および IE 8] という名前の構成が既に作成されており、テスト計画で使用するために選択されています。

  18. (省略可能) 追加する既定の構成および削除する既定の構成があれば選択します。

    [!メモ]

    変更した既定の構成は、テスト計画に追加する新しいテスト ケースにのみ適用されます。現在のテスト計画に既に設定されているテストと構成の組み合わせを変更する方法の詳細については、特定のテスト ケースの構成を更新する手順を参照してください。

  19. (省略可能) 新しい構成を追加するには、**[管理]**を選択します。

    テスト構成マネージャー アクティビティが表示されます。テスト構成マネージャーを使用して構成を作成する方法の詳細については、「方法: テスト構成を作成する」を参照してください。

  20. (省略可能) 既定の構成に対する変更を保存するには、**[適用]**を選択します。

  21. (省略可能) テストに使用するビルド定義およびビルドの品質評価を選択するには、**[ビルドのフィルタ]**のドロップダウン矢印をクリックします。これらのビルドは、テスト対象のアプリケーションのビルドに使用されたチーム ビルド定義を参照します。

    [完了ビルドのフィルター処理] ダイアログ ボックスが表示されます。

    [!メモ]

    アプリケーションのビルドに Team Foundation ビルドを使用していない場合は、[ビルド フィルター][使用中のビルド] を設定する必要はありません。Team Foundation ビルドの使い方の詳細については、「ビルド処理の定義」を参照してください。

  22. (省略可能) このテスト計画でのテストに使用するビルドを表すビルド定義を選択するために、**[ビルド定義]**を選択します。

  23. (省略可能) ビルドの品質評価を反映させるために、ビルドごとに特定の値を指定できます。このテスト計画のテストに必要なビルドの品質評価を選択するには **[ビルドの品質評価]**を選択します。

    [!メモ]

    ビルド定義およびビルドの品質評価の詳細については、「ビルド処理の定義」を参照してください。

  24. (省略可能) 変更を保存するには、**[ビルド フィルターの設定]**を選択します。

  25. (省略可能) このテスト計画でのテストに現在使用しているビルドを選択するには、最初にビルド フィルターの変更内容を保存し、**[変更]**を選択するように 上書き保存 を選択する必要があります。

    そうすると、ビルドの割り当てビューが表示されます。現在のビルドを、テストに使用する予定のビルドと比較できます。関連付けられた項目の一覧にビルド間での作業項目の変更内容が表示され、採用の決定に役立ちます。これにより、この計画のテスト用に採用して使用する新しいビルドを選択できます。ビルドを選択する方法の詳細については、「バグ修正、新機能、要件のあるビルドの確認」を参照してください。

  26. (省略可能) [ビルドの割り当て] のアクティビティを閉じ、テスト計画のプロパティに戻るには、[閉じる] のアイコンをクリックします。

  27. このテスト計画についてこれらの変更を保存するには、ツール バーの 上書き保存 を選択します。

テスト スイートの作成およびテスト ケースの追加

テスト計画内に複数の異なる種類のテスト スイートを作成することも、用意されている既定のテスト スイートを使用し、そこにテスト ケースを追加することもできます。複数の異なる種類のテスト スイートを作成する方法を次の図に示します。

異なる種類のテスト スイートの作成

この手順では、テスト スイートを作成し、そこに既存または新規のテスト ケースを追加する方法について説明します。テスト スイートの種類と階層構造への整理の詳細については、「テスト スイートを使用したテスト ケースの整理」を参照してください。

テスト スイートを作成し、テスト ケースを追加するには

  1. [テスト センター]から、[計画] を選択し、**[内容]**を選択します。

    [内容] ペインが表示されます。

  2. 新しいテスト スイートを作成するには、テスト スイート ルート ノードを表示するウィンドウの 新規 を選択します。

    [!メモ]

    テスト スイート階層には、テスト計画と同じ名前を持つルート ノードがあります。テスト ケースまたはテスト スイートをこのテスト スイート ルート ノードに追加できますが、その名前は変更できません。

  3. 新しいテスト スイートの名前を入力します。

    名前が、テスト スイートの詳細ペインに表示されます。

  4. [状態] を選択し、状態のリストから次の表に基づいて、選択する:

    状態

    使用する状況

    計画中

    このテスト スイートでテストを実行する準備が完了していない場合。

    処理中

    このテスト スイートでテストを実行する準備が完了したとき。

    [完了]

    このテスト スイートでのテストの実行が完了し、品質レベルが目標に達しているとき。

    重要 : 重要

    テストを実行するには、テスト スイートの状態を [処理中] に設定する必要があります。

  5. 構成が計画の既定の構成と異なる場合は、ドロップダウン矢印で作成したテスト スイートの詳細ペインで構成の一覧に従って、テスト スイートの既定の構成を変更する場合は、をクリックします。

    チーム プロジェクトのすべての構成とテスト計画の現在の既定の構成を示すダイアログ ボックスが表示されます。

  6. [親テスト スイートの構成を使用] チェック ボックスをオフにした後、追加する既定の構成と削除する既定の構成を選択します。

    [!メモ]

    変更した既定の構成は、このテスト スイートに追加する新しいテスト ケースまたはテスト スイートにのみ適用されます。テスト計画に既に設定されているテストと構成の組み合わせを変更する方法の詳細については、「特定のテスト ケースの構成の更新」を参照してください。

  7. このテスト スイートにテスト ケースを追加するには、追加を選択します。

    [テスト ケースをスイートに追加] ダイアログ ボックスが表示されます。利用できるすべてのテスト ケースがテストの一覧に表示されます。

    [!メモ]

    テスト スイートに既に追加されているテストは、テストの一覧に表示されません。

  8. (省略可能) いくつかのテスト ケースが表示される場合、次の手順でテスト ケースのクエリを変更して、テスト ケースの検索範囲を絞ることができます。

    1. クエリに新しい句を追加するには、**句を追加するには、ここを選択します。*****を選択します。

    2. 句を表示するようにクエリ句の各列を選択します。列に選択可能な値のリストがある場合は、列を選択したときにドロップダウン矢印が表示されます。リストから値を選択するためのドロップダウン矢印をクリックします。使用できる列は次のとおりです。

      クエリ列

      完了させる方法

      および/または

      この句、および前の句が真でなければ結果が一致しない場合は、[AND] を選択します。この句、または前の句が真であれば結果が一致する場合は、[OR] を選択します。

      フィールド

      このフィールドのリストには、現在の Team Foundation Server で使用されている検索可能なすべての作業項目フィールドが含まれます。有効な結果を得るために必要な句およびフィールドを、できるだけ多く使用する必要があります。Alt キーを押しながら↓キーを押すか、選択するフィールド名を入力してください。

      [演算子]

      演算子には、[=] (等号)、[<>] (不等号)、[>] (より大きい)、[<] (より小さい)、[>=] (以上)、[<=] (以下)、[次の値に含まれる][次の値と等しかったことがある][次の値と等しかったことがない]、および [次の値を含む] などを選択します。

      指定したフィールドに、検索する値を指定します。取得元の値のリストがある場合は、目的の 1 種類を選択するためのドロップダウン矢印をクリックします。Team Foundation 作業項目トラッキングには、クエリに値を動的に追加するクエリ変数があります。

    3. 前の 2 つの手順を繰り返し、検索する値をすべて追加します。

    4. クエリの結果を表示するには、クエリを実行するように [実行] を選択します。

  9. 追加する選択し、を **[テスト ケースの追加]**テストをオンにします。

    選択したテスト ケースが、テスト スイートの詳細ペインに表示されます。

  10. テスト ケースを作成し、このテスト スイートに追加するには、新規を選択します。

    [新しいテスト ケース] ダイアログ ボックスが表示されます。

  11. 各テスト ステップのアクションと予想される結果を含む新しいテスト ケースの詳細を入力し、を **[保存して閉じる]**を選択します。

    新しいテスト ケースが、テスト スイートの詳細ペインに表示されます。

    [!メモ]

    新しいテスト ケースを作成する方法の詳細については、「方法: 手動テスト ケースを作成する」を参照してください。

  12. 前の 2 つの手順を繰り返し、他のテスト ケースを追加します。

    [!メモ]

    追加する既存のすべてのテスト ケース、または作成する新しいテスト ケースがそれぞれの既定の構成と組み合わされ、テスト計画で各テストをどの構成で実行するかが定義されます。これらの組み合わせを表示するには、テスト スイートを選択し、[構成]を選択します。

  13. テスト計画に対して行った変更の内容が自動的に保存されます。

特定のテスト ケースの構成の更新

各スイートのテスト ケースに対するテスト構成の既定の割り当てを更新できます。テストしない組み合わせを削除したり、他の組み合わせを追加したりできます。これにより、次の図に示すように、実際にテストする構成とテスト ケースの組み合わせのみを計画で指定できるという柔軟性が得られます。

テスト構成の既定の割り当てを更新

特定のテスト ケースの構成を更新するには

  1. [テスト センター]から、[計画] を選択し、**[内容]**を選択します。

    [内容] ペインが表示されます。

  2. テスト ケースに対するテスト構成の既定の割り当てを変更する場合は、テスト ケースが含まれているテスト スイートを選択します。

  3. テスト スイート内のいずれかのテスト ケースのテスト構成を変更できるようにする場合は、テスト スイートを右クリックし、[すべてのテストのテスト構成の選択] を選択します。

    または

    テスト スイート内の特定のテスト ケースのテスト構成を変更する場合は、テスト スイートの詳細ウィンドウで特定のテストを選択し、テスト スイートの詳細 ] ウィンドウのツール バーの [構成] を選択します。

    [テスト構成の選択] ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. チーム プロジェクトのすべてのテスト構成を表示するには、**[すべての構成]**を選択します。

    このテスト計画に割り当てられていない、チーム プロジェクトのすべての構成が表示されます。

  5. 特定の構成は、このテスト スイートのテスト ケースの組み合わせを作成または削除するには、適切なセルを選択します。

    セルの以前の状態に応じて、セルのチェック マークが表示または削除されます。

  6. このテスト スイートに割り当てられているテスト構成のみを表示するには **[割り当て済みの構成]**を選択します。

  7. (省略可能) テスト ケースと構成の組み合わせをリセットするには、**[リセット]**を選択します。

  8. (省略可能) 多数の変更がある場合は、[範囲選択およびフィル モードを有効にする] をオンにして、範囲を指定します。範囲の指定を開始するには、最初の項目を選択し、Shift キーを押しながら最後の項目を選択します。

    その範囲内のすべての項目に、最初の項目と同じ値が入力されます。

  9. 変更を保存するには、**[変更を適用]**を選択します。

テスト担当者へのテストの割り当て

既定では、テストはそのテスト ケースに割り当てられているユーザーが実行するように割り当てられます。テスト ケースに割り当てられていないテスト担当者が特定のテストと構成の組み合わせでのテストを実行する場合は、次の手順と図に従って、テストと構成の組み合わせごとにテスト担当者に割り当てます。これによってテスト ケースに割り当てられているユーザーが変更されることはありません。

テストを実行する担当者の割り当て

テストをテスト担当者に割り当てるには

  1. [テスト センター]から、[計画] を選択し、**[内容]**を選択します。

    [内容] ページが表示されます。

  2. テスト担当者の既定の割り当てを変更するには、再割り当てを行うテスト ケースが含まれているテスト スイートを選択します。

  3. テスト スイート内のいずれかのテスト ケースを再割り当てできるようにする場合は、テスト スイートを右クリックし、[すべてのテストのテスト担当者の割り当て] を選択します。

    または

    テスト スイート内の特定のテスト ケースを再割り当てする場合、テスト スイートの詳細ウィンドウで特定のテストを選択し、テスト スイートの詳細 ] ウィンドウのツール バーの [割り当て] を選択します。

    [テスト担当者の割り当て] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスには、選択したテスト スイート内のテスト ケースと構成のすべての組み合わせが表示されます。

  4. 別のテスト担当者を構成のテスト ケースの特定の組み合わせを実行することを選択するため [テスト担当者] を選択します。

    [!メモ]

    複数のテスト ケースと構成の組み合わせを選択し、選択した行の任意の 1 行に対して [テスト担当者] を変更してテスト担当者の割り当てを変更できます。

  5. (省略可能) テスト ケースを特定の列でグループ化する場合は、列のタイトルを [列ヘッダーをここにドラッグし、その列でグループ化します] にドラッグします。構成の列のタイトルをドラッグした場合、特定の構成のすべてのテスト ケースを選択できるようになります。最後の行グループと入力し [シフト] の最初の行の [シフト] を押して、同じテスト担当者に割り当てるに行の 1 個の [テスト担当者] を選択します。

  6. 変更を保存するには、**割り当てを保存します。*****を選択します。

    割り当ての変更内容が [テスト担当者] に表示されます。

    [!メモ]

    同じテストの異なる構成に対して異なるテスト担当者が割り当てられている場合は、[テスト担当者] に [複数] と表示されます。

テスト スイート内のテスト ケースの整理

テスト ケースは特定の順序で実行できます。たとえば、最も単純なテストを最初に実行します。これは、1 つのテストが失敗すると、テスト スイート内の後続のテストがブロックされるためです。クエリ ベースのテスト スイートや、テスト計画に要件またはユーザー ストーリーを追加して作成されたテスト スイートの場合を除き、テスト スイート内でのテスト ケースの順序は変更できます。テスト スイートからのテストを実行する場合、テストはテスト スイートの [順序] 列に示される順序でテスト ランナーに表示されます。

テスト スイートでのテスト ケースの順序の変更

テスト スイート内のテスト ケースを整理するには

  1. [テスト センター]から、[計画] を選択し、**[内容]**を選択します。

    [内容] ペインが表示されます。

  2. テスト スイートでテスト ケースの順序を変更するには、テスト スイート階層のペインでテスト スイートを選択し、**[順序]**を選択します。

    [テスト ケースの順番] ダイアログ ボックスが表示されます。テスト スイート内のすべてのテスト ケースがテストの一覧に表示されます。

  3. [順序] にテストの位置を示す新しい値を入力します。たとえば、テストを最上位に移動するには、[順序] に「1」と入力します。テストを一覧の最後に移動するには、そのスイート内のテスト ケースの合計数を [順序] に入力します。

    この順序が、これらのテストを実行するときに使用されます。

    [!メモ]

    テスト ケース A (順位 2) を既存のテスト ケース B (順位 4) の下へ移動するには、[順序] に「5」と入力します。これで、テスト ケース A はテスト ケース B の下に表示されます。テスト ケース C (順位 5) を既存のテスト ケース D (順位 3) の上へ移動するには、[順序] に「3」と入力します。これで、テスト ケース C はテスト ケース D の上に表示されます。

外部リンクをテスト計画に追加

テストするアプリケーションに関する詳細が記載されている Web サイトへの外部リンクを追加できます。または、テスト計画の現在のスプリントをテストするための要件に関するドキュメントへリンクすることもできます。これにより、テスト担当者が容易に見つけられるように、関連情報をテスト計画に関連付けることができます。

テスト計画の外部リンクへの追加

外部リンクをテスト計画に追加するには

  1. [テスト センター]から、[計画] を選択し、**[プロパティ]**を選択します。

    [プロパティ] ウィンドウが表示されます。

  2. 外部リンクを追加するには、矢印を **[リンク]**の横にあるを選択し、追加を選択します。

    [外部リンクの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [外部 URL] に URL の値を入力します。ここには、ファイルまたは Web サイトを入力できます。

  4. [コメント] に URL を識別するコメントを入力します。

  5. **[リンク サービスの追加]**を選択します。

    これで、リンクの一覧に URL が表示されます。

  6. (省略可能) リンクをパスが正しいことを確認するために開くように、リンクを選択し、**[開く]**を選択します。

    リンクの追加と削除は、テスト計画で必要であるかどうかに応じて実行できます。

参照

概念

テスト ランナーを使用した手動テストの実行

テスト計画の定義

Microsoft テスト マネージャーでのテストの実行