ControlCollection.AddNamedRange メソッド

新しい NamedRange コントロールをワークシートの指定の範囲に追加します。

名前空間:  Microsoft.Office.Tools.Excel
アセンブリ:  Microsoft.Office.Tools.Excel (Microsoft.Office.Tools.Excel.dll 内)

構文

'宣言
Function AddNamedRange ( _
    range As Range, _
    name As String _
) As NamedRange
NamedRange AddNamedRange(
    Range range,
    string name
)

パラメーター

  • name
    型 : System.String
    ControlCollection インスタンス内のコントロールにインデックスを付けるために使用できるコントロールの名前。

戻り値

型 : Microsoft.Office.Tools.Excel.NamedRange
ControlCollection インスタンスに追加された NamedRange コントロールを返します。

例外

例外 条件
ArgumentNullException

name 引数または range 引数が nullnull 参照 (Visual Basic では Nothing)。または、name 引数の長さが 0 の場合。

ControlNameAlreadyExistsException

同じ名前のコントロールが既に ControlCollection インスタンスに存在します。

InvalidRangeException

指定された範囲が無効である場合。複数の領域で構成される範囲は使用できません。範囲は、ControlCollection インスタンスと同じワークシート上であることが必要です。

解説

AddNamedRange メソッドを使用すると、NamedRange コントロールを ControlCollection の最後に追加できます。以前にプログラムで追加された NamedRange コントロールを削除するには、Remove メソッドを使用します。

次のコード例は、NamedRange コントロールをセル A1 に追加し、名前付き範囲の値を 100% に設定します。

    Private Sub ExcelAddNamedRange()

        Dim NamedRange1 As Microsoft.Office.Tools. _
          Excel.NamedRange = Me.Controls.AddNamedRange( _
          Me.Range("A1"), "NamedRange1")
        NamedRange1.Value2 = "100%"

    End Sub

private void ExcelAddNamedRange()
{
    Microsoft.Office.Tools.Excel.NamedRange namedRange1 =
        this.Controls.AddNamedRange(this.Range["A1"],
        "namedRange1");
    namedRange1.Value2 = "100%";
}

.NET Framework セキュリティ

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

関連項目

ControlCollection インターフェイス

Microsoft.Office.Tools.Excel 名前空間