WorksheetBase.Range プロパティ

セルまたはセルの範囲を表す Microsoft.Office.Interop.Excel.Range オブジェクトを取得します。

名前空間:  Microsoft.Office.Tools.Excel
アセンブリ:  Microsoft.Office.Tools.Excel.v4.0.Utilities (Microsoft.Office.Tools.Excel.v4.0.Utilities.dll 内)

構文

'宣言
Public ReadOnly Property Range As Worksheet_RangeType
public Worksheet_RangeType Range { get; }

プロパティ値

型 : Microsoft.Office.Tools.Excel.Worksheet_RangeType
セルまたはセルの範囲を表す Microsoft.Office.Interop.Excel.Range オブジェクトです。

解説

Range プロパティでは、次のパラメーターを使用します。

パラメーター

説明

Cell1

アプリケーションの言語で、A1 スタイルで表記した範囲の名前です。範囲演算子 (コロン)、交差演算子 (空白文字)、UNION 演算子 (コンマ) を含めることができます。ドル記号を含めることもできますが、無視されます。範囲の中ではどこでも、ローカルで定義した名前を使うことができます。名前を使用した場合、その名前はアプリケーションの言語であることが前提です。このパラメーターは必須です。

Cell2

範囲の右下隅のセルです。1 つのセル、列全体、行全体を含む Microsoft.Office.Interop.Excel.Range、または、特定のセルの名前をアプリケーションの言語で表した文字列のいずれかです。このサンプルは、Visual Basic ではオプションです。

パラメーターを指定せずに Range を使用すると、Range は _RangeType オブジェクトを取得します。このオブジェクトは、Visual Studio インフラストラクチャの一部であり、コードから直接使用するためのオブジェクトではありません。

省略可能なパラメーター

省略可能なパラメーターについては、「Office ソリューションの省略可能なパラメーター」を参照してください。

次のコード例では、1 つまたは複数のセルにアクセスするための Range プロパティの異なる利用法を示します。

この例は、ドキュメント レベルのカスタマイズ用に作成されています。

Private Sub CompareRangeUsage()
    ' The following line of code specifies a single cell.
    Me.Range("A1").Value2 = "Range 1"

    ' The following line of code specifies multiple cells.
    Me.Range("A3", "B4").Value2 = "Range 2"

    ' The following line of code uses an Excel.Range for 
    ' the second parameter of the Range property.
    Dim range1 As Excel.Range = Me.Range("C8")
    Me.Range("A6", range1).Value2 = "Range 3"
End Sub
private void CompareRangeUsage()
{
    // The following line of code specifies a single cell.
    this.Range["A1"].Value2 = "Range 1";

    // The following line of code specifies multiple cells.
    this.Range["A3", "B4"].Value2 = "Range 2";

    // The following line of code uses an Excel.Range for 
    // the second parameter of the Range property.
    Excel.Range range1 = this.Range["C8"];
    this.Range["A6", range1].Value2 = "Range 3";
}

.NET Framework セキュリティ

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

関連項目

WorksheetBase クラス

Microsoft.Office.Tools.Excel 名前空間