DocumentBase.ExportAsFixedFormat メソッド
文書を PDF 形式または XPS 形式で保存します。
名前空間: Microsoft.Office.Tools.Word
アセンブリ: Microsoft.Office.Tools.Word.v4.0.Utilities (Microsoft.Office.Tools.Word.v4.0.Utilities.dll 内)
構文
'宣言
Public Sub ExportAsFixedFormat ( _
outputFileName As String, _
exportFormat As WdExportFormat, _
openAfterExport As Boolean, _
optimizeFor As WdExportOptimizeFor, _
range As WdExportRange, _
from As Integer, _
to As Integer, _
item As WdExportItem, _
includeDocProps As Boolean, _
keepIRM As Boolean, _
createBookmarks As WdExportCreateBookmarks, _
docStructureTags As Boolean, _
bitmapMissingFonts As Boolean, _
useISO19005_1 As Boolean, _
ByRef fixedFormatExtClassPtr As Object _
)
public void ExportAsFixedFormat(
string outputFileName,
WdExportFormat exportFormat,
bool openAfterExport,
WdExportOptimizeFor optimizeFor,
WdExportRange range,
int from,
int to,
WdExportItem item,
bool includeDocProps,
bool keepIRM,
WdExportCreateBookmarks createBookmarks,
bool docStructureTags,
bool bitmapMissingFonts,
bool useISO19005_1,
ref Object fixedFormatExtClassPtr
)
パラメーター
- outputFileName
型 : System.String
新しい PDF または XPS ファイルのパスとファイル名。
- exportFormat
型 : Microsoft.Office.Interop.Word.WdExportFormat
文書を PDF 形式または XPS 形式のどちらで保存するかを指定する WdExportFormat のいずれかの値。
- openAfterExport
型 : System.Boolean
新しいファイルを自動的に開く場合は true。それ以外の場合は false。
- optimizeFor
型 : Microsoft.Office.Interop.Word.WdExportOptimizeFor
画面用に最適化するか、印刷用に最適化するかのいずれかを指定する WdExportOptimizeFor のいずれかの値。
- range
型 : Microsoft.Office.Interop.Word.WdExportRange
エクスポート範囲が、文書全体、現在のページ、テキストの範囲、または現在の選択箇所のいずれであるかを指定する WdExportRange のいずれかの値。既定では、文書全体がエクスポートされます。
- from
型 : System.Int32
Range パラメーターが wdExportFromTo に設定されている場合に、開始ページ番号を指定します。
- to
型 : System.Int32
Range パラメーターが wdExportFromTo に設定されている場合に、終了ページ番号を指定します。
- item
型 : Microsoft.Office.Interop.Word.WdExportItem
エクスポート プロセスでテキストのみを含めるか、テキストをマークアップ付きで含めるかを指定する Microsoft.Office.Interop.Word.WdExportItem のいずれかの値。
- includeDocProps
型 : System.Boolean
新しいファイルに文書のプロパティを含める場合は true。それ以外の場合は false。
- keepIRM
型 : System.Boolean
ソース文書が IRM (Information Rights Management) によって保護されている場合に、IRM アクセス許可を XPS 文書にコピーする場合は true。それ以外の場合は false。既定値は、true です。
- createBookmarks
型 : Microsoft.Office.Interop.Word.WdExportCreateBookmarks
ブックマークをエクスポートするかどうか、およびエクスポートする場合のブックマークの型を指定する WdExportCreateBookmarks のいずれかの値。
- docStructureTags
型 : System.Boolean
スクリーン リーダーにとって有用な追加データ (コンテンツのフローや論理構成など) を含める場合は true。それ以外の場合は false。既定値は、true です。
- bitmapMissingFonts
型 : System.Boolean
テキストのビットマップを含める場合は true。テキスト フォントを参照する場合は false。フォントのライセンスで PDF ファイルへのフォントの埋め込みを許可しない場合は、このパラメーターを true に設定します。このパラメーターを false に設定すると、指定されたフォントが表示先のコンピューターで使用できない場合は、適切なフォントに置き換えられます。既定値は、true です。
- useISO19005_1
型 : System.Boolean
PDF の使用を ISO 19005-1 として標準化されている PDF のサブセットに限定する場合は true。それ以外の場合は false。このパラメーターを true に設定すると、結果ファイルの独立性は高まりますが、形式の制限が原因で、サイズが大きくなったり、ビジュアル アイテムの表示が増加したりする場合があります。既定値は、false です。
- fixedFormatExtClassPtr
型 : System.Object%
文書を別の固定形式で保存できるようにする IMsoDocExporter インターフェイスの実装へのポインター。詳細については、「Office (2007) 固定形式エクスポートの拡張」を参照してください。
解説
Microsoft Office Word からの PDF または XPS ファイルとしての保存は、その機能を提供するアドインをインストールした後でのみ実行できます。詳細については、Office Online の「PDF や XPS など、その他のファイル形式のサポートを有効にする」を参照してください。
省略可能なパラメーター
省略可能なパラメーターについては、「Office ソリューションの省略可能なパラメーター」を参照してください。
例
次のコード例では、現在の文書を、指定した名前を使用して PDF 形式で保存します。フォルダーが指定されていないため、PDF ファイルは既定でユーザーの My Documents フォルダーに保存されます。この例を使用するには、これをドキュメント レベルのプロジェクトの ThisDocument クラスから実行します。
Private Sub SaveAsPDF()
Me.ExportAsFixedFormat("MyPDFDocument", _
Word.WdExportFormat.wdExportFormatPDF)
End Sub
private void SaveAsPDF()
{
this.ExportAsFixedFormat(
@"myPDFDocument",
Word.WdExportFormat.wdExportFormatPDF,
false,
Word.WdExportOptimizeFor.wdExportOptimizeForOnScreen,
Word.WdExportRange.wdExportAllDocument,
0,
0,
Word.WdExportItem.wdExportDocumentWithMarkup,
true,
true,
Word.WdExportCreateBookmarks.wdExportCreateWordBookmarks,
true,
true,
false,
ref missing);
}
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