方法: データ フィールドを定義する

LightSwitch データベース内のエンティティまたはテーブルにフィールドを追加できます。これらのフィールドの外観および動作も変更できます。

このトピックは、次のセクションで構成されています。

  • データ フィールドの追加.

  • フィールドの変更.

ビデオへのリンク 関連のビデオ デモについては、「操作方法: LightSwitch アプリケーションで画面のデータをフォーマットする」を参照してください。

データ フィールドの追加

テーブルにフィールドを追加できます。外部データ ソースから生成されるエンティティでは、計算フィールドのみを追加できます。

計算されたフィールドの詳細については、「方法: 計算済フィールドを追加する」を参照してください。

データ フィールドを追加するには

  1. ソリューション エクスプローラーで、エンティティまたはテーブルをダブルクリックします。

    エンティティまたはテーブルがデータ デザイナーで開きます。

  2. [名前] 列で、<プロパティの追加> をクリックして、フィールドの名前を入力します。

  3. [型] 列で、新しいフィールドのデータ型を選択します。それぞれのタイプについて、次の表に示します。

    Visual Basic のデータ型

    C# 型

    範囲

    解説

    Binary

    Byte()

    byte[]

    -128 から 127。

    可変長のバイト配列。

    Boolean

    Boolean

    bool

    true または false。

    Date

    DateTime

    DateTime

    日付としてのみ扱われる DateTime。

    DateTime

    DateTime

    DateTime

    0001 年 1 月 1 日 12:00:00 AM から 9999 年 12 月 31 日 11:59:59 PM。

    Decimal (10 進数型)

    Decimal (10 進数型)

    decimal

    ±1.0 × 10<sup>−28</sup> から ±7.9 × 10<sup>28</sup>。

    有効桁数 28 ~ 29 桁の固定小数点。会計の数字に適しています。

    Double (倍精度浮動小数点型)

    Double (倍精度浮動小数点型)

    double

    ±5.0e−324 から ±1.7e308。

    15 ~ 16 桁の精度の浮動小数点。科学の数字に適しています。

    電子メール アドレス

    String

    string

    電子メール アドレスとして扱われる文字列。

    Guid

    String

    string

    グローバル一意識別子 (GUID) として書式設定された文字列。値は各レコードに対して自動的に生成されます。

    Image

    Byte()

    Byte[]

    画像として扱われるバイナリ。

    短整数

    Short

    short

    -32,768 から 32,767。

    符号付き 16 ビット整数。

    整数

    整数

    int

    -2147483647 から 2147483647。

    符号付き 32 ビット整数。

    長整数

    Long

    long

    -9,223,372,036,854,775,808 から 9,223,372,036,854,775,807。

    符号付き 64 ビット整数。

    Money

    Decimal (10 進数型)

    decimal

    通貨の値として扱われる 10 進数。

    パーセント

    Decimal (10 進数型)

    decimal

    パーセンテージとして扱われる 10 進数。

    電話番号

    String

    string

    電話番号として扱われる文字列。

    String

    String

    string

    0 個以上の可変長の Unicode 文字のシーケンス。

    Web アドレス

    String

    string

    Web アドレス (URL) として扱われる文字列。

  4. ユーザーがこのフィールドの値を指定するように求めるには、[必須] チェック ボックスをオンにします。

フィールドの変更

[プロパティ] でフィールドのプロパティを編集することによって、フィールドを変更できます。

エンティティが外部データ ソースから生成された場合は、データ ソースの構成設定を反映するため、一部のフィールド プロパティは編集できません。

LightSwitch では、フィールド プロパティを変更することでこれらの設定をオーバーライドすることはできません。サーバー上でこれらのフィールドを変更して、データ ソースを更新することで LightSwitch にそれらの変更をインポートする必要があります。

フィールドを変更するには

  1. データ デザイナーで、変更するフィールドをクリックします。

  2. [表示] メニューの [プロパティ ウィンドウ] をクリックします。

  3. [プロパティ] ウィンドウで、プロパティの値を設定します。

    各プロパティの詳細については、「リファレンス: データ デザイナーのプロパティ」を参照してください。

参照

処理手順

方法: データを検証する

方法: フィールドの値のドロップダウン リストを作成する

方法: 計算済フィールドを追加する

その他の技術情報

データ: アプリケーションの背景情報