Win32 アプリケーション ウィザード

Visual C++ の Win32 アプリケーション ウィザードを使用すると、以下の表の見出しに示す 4 種類のプロジェクトを作成できます。いずれの場合でも、開くプロジェクトの種類に応じて追加のオプションを指定できます。次の表では、使用できるオプションをアプリケーション タイプ別に示します。

アプリケーションの種類

[コンソール アプリケーション]

Windows アプリケーション

DLL

[スタティック ライブラリ]

[空のプロジェクト]

[シンボルのエクスポート]

[プリコンパイル済みのヘッダー]

ATL サポート

MFC サポート

概要

このウィザード ページでは、作成する Win32 アプリケーションの現在のプロジェクト設定が示されます。既定では、以下のオプションが設定されています。

  • プロジェクトが Windows アプリケーションである。

  • プロジェクトが空ではない。

  • プロジェクトにエクスポート シンボルが含まれない。

  • プロジェクトでプリコンパイル済みヘッダー ファイルを使用しない。このオプションを使用できるのはスタティック ライブラリ プロジェクトだけです。

  • プロジェクトに MFC または ATL のサポートが含まれない。

これらの既定値を変更するには、ウィザードの左の列にある [アプリケーションの設定] タブを使用します。

Win32 アプリケーションを作成したら、一般 C++ クラス ウィザードを使用して一般 C++ クラスを追加できます。HTML ファイル、ヘッダー ファイル、リソース、テキスト ファイルなど、その他の項目も追加できます。

[!メモ]

ATL クラスは追加できません。また、MFC クラスを追加できるのは、MFC をサポートするタイプの Win32 アプリケーションだけです。上の表を参照してください。

ウィザードでプロジェクト用に作成されるファイルは、ソリューション エクスプローラーで表示できます。ウィザードでプロジェクト用に作成されるファイルの詳細については、プロジェクトが生成する ReadMe.txt ファイルを参照してください。ファイルの種類の詳細については、「Visual C++ プロジェクトに対して作成されるファイルの種類」を参照してください。

参照

処理手順

空の Win32 アプリケーションの作成

概念

Visual C++ プロジェクトの種類