方法 : オートメーション オブジェクト モデルのコード例をコンパイルおよび実行する
オートメーション オブジェクト モデルに関するリファレンス トピックにあるコード例は、アドイン ウィザードで作成されたアドインで実行するようにデザインされています。ここでは、オートメーション オブジェクト モデルのコード例をコンパイルして実行する方法について説明します。
アドインでコード例を実行するには
アドイン ウィザードを使用してアドインを作成します。
詳細については、「方法 : アドインを作成する」を参照してください。
アドインの Connect クラスにコード例を追加します。
アドインの OnConnection メソッドからコード例のプロシージャを呼び出します。このコード例で、引数として DTE2 オブジェクトが必要な場合は、アドインのコード内で宣言されている _applicationObject メンバー変数を渡します。次のコードでは、Connect クラスに関連する部分を Visual Basic アドインと Visual C# アドインの両方から示します。
Public Sub OnConnection(ByVal application As Object, ... ) _ Implements IDTExtensibility2.OnConnection _applicationObject = CType(application, EnvDTE80.DTE2) . . . ' Pass the _applicationObject member variable to the code ' example. MyCodeExample(_applicationObject) End Sub ' Other methods in the Connect class. . . . ' This is the code example that was added to the Connect class. Sub MyCodeExample(ByVal dte As DTE2) . . . End Sub
public void OnConnection(object application, ... , ref Array custom) { _applicationObject = (DTE2)application; . . . // Pass the _applicationObject member variable to the code // example. MyCodeExample(_applicationObject); } // Other methods in the Connect class. . . . // This is the code example that was added to the Connect class. void MyCodeExample(DTE2 dte) { . . . }
Visual C# アドインの場合は、System.Windows.Forms アセンブリへの参照を追加します。この参照を追加するには、ソリューション エクスプローラーで、アドイン プロジェクトの名前をクリックし、[プロジェクト] メニューの [参照の追加] を選択します。次に、[参照の追加] ダイアログ ボックスの [System.Windows.Forms.dll] を選択します。
Visual C# アドインの場合は、Connect.cs ファイルの先頭に次のコードを挿入します。
using System.Windows.Forms;
[ビルド] メニューの [ソリューションのビルド] を選択し、アドインをコンパイルします。
[ツール] メニューの [アドイン マネージャー] を選択します。
[アドイン マネージャー] ダイアログ ボックスが表示されます。
[アドイン マネージャー] ダイアログ ボックスで、アドイン名の横にあるチェック ボックスをオンにしてアドインを読み込み、[OK] をクリックします。