チーム プロジェクト チェックイン ポリシーによるコード品質の向上

Team Foundation バージョン管理 (TFVC: Team Foundation Version Control) を使用すると、チーム プロジェクト用のチェックイン ポリシーを作成し、より優れたコードの記述や、より効率的なグループ開発を実現するための慣行を適用できます。チェックイン ポリシーとは、チーム プロジェクト レベルで設定され、コードをチェックインする前に開発者のコンピューターに適用される規則です。

次に示すチーム プロジェクト チェックイン ポリシーを指定できます。

  • ビルド: ビルド中に作成されたビルド ブレークが、新しいチェックインの前に修正されていることを要求します。

  • 変更セットのコメント: 変更をチェックインするときにユーザーがコメントを提供することを要求します。

  • コード分析: チェックインの前にコード分析を実行することを要求します。

  • 作業項目: 1 つ以上の作業項目をチェックインに関連付けることを要求します。

重要 : 重要

チェックイン ポリシーを使用するには、Visual Studio Team Foundation Server に接続する必要があります。

よく使う機能

タスク

関連する参照先

チェックイン ポリシーの作成と使用: Team Foundation バージョン管理 のチーム プロジェクト設定を使用してチェックイン ポリシーを作成します。

Set and enforce quality gates

コード分析チェックイン ポリシーの作成と使用: コード分析規則の標準セットから選択することも、独自の規則セットを作成することもできます。

コード分析を用いたチェックイン ポリシーの作成と使用

関連タスク

タスク

関連する参照先

開発環境のセットアップ: コードを作成または変更する前に、適切なソース コードを使用して開発環境およびテスト環境をセットアップする必要があります。データベースを使用している場合は、そのデータベースのオフライン形式へのアクセス権も必要です。

Setting Up Development Environments

開発プロセスでのコード分析の使用: チームのメンバーが各自の開発コンピューターでコード分析を実行します。Visual Studio では、開発者が個々のコード プロジェクトについてコード分析を構成および実行し、実行したコード分析で発見された問題を表示および分析して、警告用の作業項目を作成します。

コード分析ツールを使用したアプリケーション品質の分析

単体テストの作成と実行: 単体テストを実行すると、開発者やテスト担当者は、C#、Visual Basic、.NET、および C++ のプロジェクトでクラスのメソッドに論理エラーがないかどうかをすばやく確認できます。単体テストは、1 回作成するだけでよく、バグが追加されていないことを確認するために、ソース コードが変更されるたびに実行できます。

単体テストを使用したコードの検証

作業項目と欠陥の追跡: 作業項目を使用すると、自分の作業とチーム プロジェクトに関する情報の両方を追跡および管理できます。作業項目は Team Foundation が作業の割り当てと進行状況を追跡するために使用するデータベース レコードです。さまざまな種類の作業項目を使用して、顧客要件、製品バグ、開発タスクなどの作業を追跡できます。

作業の追跡とワークフローの管理 [リダイレクト]

外部リソース

ガイダンス

Visual Studio 2012 を使用した継続的配信のためのテスト – 第 2 章: 単体テスト: 内部のテスト