Visual Studio での同期された設定
複数のコンピューターで同じユーザー ID を使用して Visual Studio オンラインにログインした場合、既定ではすべてのコンピューターで設定が同期されます。
同期された設定
既定では、次の設定が同期されます。
開発設定 (Visual Studio を初めて実行するときに設定を選択する必要がありますが、選択内容はいつでも変更できます)。詳細については、「Visual Studio での開発設定のカスタマイズ」を参照してください。
次のオプション (これらを表示するには、メニュー バーの [ツール]、[オプション] の順にクリックします)。
[環境]、[全般] オプション ページの [テーマ] 設定
[環境]、[フォントおよび色] オプション ページのすべての設定
[環境]、[キーボード] オプション ページのすべてのキーボード ショートカット
[環境]、[スタートアップ] オプション ページのすべての設定
[テキスト エディター] オプション ページのすべての設定
ユーザー定義のコマンド エイリアス。コマンド エイリアスを定義する方法の詳細については、「Visual Studio コマンドの定義済みのエイリアス」を参照してください。
同期する設定の指定
特定のコンピューターの [オプション] のダイアログ ボックスの、[環境]、[スタートアップ] オプション ページで、そのコンピューター上のさまざまな設定カテゴリの同期のオンとオフを切り替えることができます。たとえば、コンピューター A の [テキスト エディター] 設定を同期しない場合、その [テキスト エディター] の設定はコンピューター B に現れず、コンピューター B の [テキスト エディター] の設定はコンピューター A に適用されません ([スタートアップ] ページ自体が同期されません)。
Visual Studio のさまざまなエディションがあるコンピューターの同期
Visual Studio の Ultimate、Premium、または Professional エディションがインストールされているコンピューターで設定を同期できます。すべてに Express エディションがインストールされているコンピューター間では設定を同期できますが、Express と Express 以外が混在するコンピューター間では設定を同期できません。
設定の競合の解決
設定の競合はできる限り自動的に解決されます。競合を解決できない場合、Visual Studio は競合があるコンピューターで同期を無効にし、通知ハブを通じて通知します。ほとんどの場合、競合を解決する方法としては次の 3 つの方法があります。
このコンピューターの互換性のない設定をサーバーにアップロードする。
サーバー設定をこのコンピューターにダウンロードする。
このコンピューターで同期を無効にし、切り離された状態に保つ。これにより、他のコンピューターでの同期が影響を受けることはありません。