方法: を使用してコードを表示および編集する (Alt + F12)
[定義をここに表示] を使用すると、記述中のコードから切り替えずにコードを表示および編集できます。[定義をここに表示] と [定義へ移動] では同じ情報が表示されますが、[定義をここに表示] ではコードがポップアップ ウィンドウに表示され、[定義へ移動] では別のコード ウィンドウに表示されます。[定義へ移動] を実行すると、コンテキスト (アクティブなコード ウィンドウ、現在の行、およびカーソルの位置) が定義コード ウィンドウに切り替わります。[定義をここに表示] を使用すると、元のコード ファイル内での位置を保ちながら、定義を表示および編集したり、定義ファイル内を移動したりできます。
[定義をここに表示] は、C#、Visual Basic、および C++ のコードで使用できます。Visual Basic では [定義をここに表示] に、定義メタデータのないシンボル (.NET Framework の組み込み型など) のオブジェクト ブラウザーへのリンクが表示されます。
重要 |
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このコマンドは、Visual Studio 2013 の Express Edition では使用できません。 |
[定義をここに表示] の操作
[定義をここに表示] ウィンドウを開くには
[定義をここに表示] は、調査対象のメソッドのショートカット メニューを開くと見つかります。(キーボード: Alt + F12)。
次の図に、Print() という名前のメソッドの [定義をここに表示] ウィンドウを示します。
定義ウィンドウは、元のファイルの printer.Print(“Hello World!”) 行の下に表示されます。このウィンドウにより、元のファイル内のどのコードも隠れて見えなくなることはありません。printer.Print(“Hello World!”) 呼び出しに続く行は定義ウィンドウの下に表示されます。
コード定義ウィンドウ内のさまざまな位置にカーソルを移動できます。定義ウィンドウの上または下の元のコード ウィンドウ内でも、今までどおりカーソルを移動できます。
定義ウィンドウから文字列をコピーし、元のコード内で貼り付けることができます。定義ウィンドウから元のコードに文字列をドラッグ アンド ドロップすることもできますが、定義ウィンドウからその文字列は削除されません。
Esc キーを押すか、定義ウィンドウ タブの [閉じる] ボタンをクリックすることで、定義ウィンドウを閉じることができます。
[定義をここに表示] ウィンドウ内から [定義をここに表示] を開くには
既に [定義をここに表示] ウィンドウを開いている場合、そのウィンドウ内のコードで [定義をここに表示] を再度呼び出すことができます。もう 1 つの定義ウィンドウが開きます。定義ウィンドウ タブの横に一連の階層リンクの点が表示されます。これらの点を使用して定義ウィンドウ間を移動できます。各点のツールヒントには、それぞれの点が表す定義ファイルの名前とパスが表示されます。
複数の結果で [定義をここに表示] を使用するには
複数の定義 (部分クラスなど) があるコードで [定義をここに表示] を使用すると、結果の一覧がコード定義ビューの右側に表示されます。一覧内の結果を選択してその定義を表示できます。
[定義をここに表示] ウィンドウ内で編集するには
[定義をここに表示] ウィンドウ内で編集を始めると、変更中のファイルがコード エディターの別のタブで自動的に開き、既に行った変更が反映されます。[定義をここに表示] ウィンドウで続けて変更を加えたり、元に戻したり、保存したりすることができ、タブにはそれらの変更が反映され続けます。変更を保存せずにウィンドウを閉じた場合でも、タブ内で変更を加えたり、元に戻したり、保存したりすることができ、ウィンドウで作業をやめた箇所から再開することができます。
[定義をここに表示] のキーボード ショートカットを使用するには
[定義をここに表示] ウィンドウでは次のキーボード ショートカットを使用できます。
機能
キーボード ショートカット
定義ウィンドウを開く
Alt + F12
定義ウィンドウを閉じる
Esc
定義ウィンドウを通常のドキュメント タブに昇格する
Shift + Alt + Home
定義ウィンドウ間を移動する
Ctrl + Alt + マイナス記号 (-) と Ctrl + Alt + 等号 (=)
複数の結果の間を移動する
F8 と Shift + F8
コード エディター ウィンドウと定義ウィンドウの間で切り替える
Shift + Esc
[!メモ]
Visual Studio の他の場所でも、同じキーボード ショートカットを使用して [定義をここに表示] ウィンドウでコードを編集できます。