ユーザーが入力デバイスを操作する方法 (HTML)

[アーティクル]
12/22/2015

[ この記事は、Windows ランタイムアプリを作成する Windows 8.x および Windows Phone 8.x 開発者を対象としています。Windows 10 向けの開発を行っている場合は、「最新のドキュメント」をご覧ください]

以下に、一般的な対話的操作と、それらが Windows 8.1 のタッチ、タッチパッド、マウス、キーボード、ペン、スタイラスのジェスチャにどのように対応しているかを示します。

この機能の実際の使い方については「アプリの機能の概要」シリーズの次のトピックをご覧ください: ユーザー操作: タッチ入力、その他

操作とデバイス

Windows 8.1 では、タッチからキーボードまで、さまざまな入力デバイスをサポートしています。また、各デバイスに固有でありながら機能的にはすべてのデバイスとデバイスモード (タッチキーボード、マウスホイール、ペンの消しゴムなど) で一貫性がある、直観的で効率的な対話式操作のエクスペリエンスを提供しています。

タッチに対応した Windows ストアアプリの UI を設計します。ただし、さまざまなデバイスに対する設計上の影響を検討してください。

タッチとマウスのエクスペリエンスを組み合わせるタッチパッド
マウス
デジタルインク操作に特化したペン/スタイラス
テキストの編集やコマンドのショートカット用のキーボードデバイス

タッチ	タッチパッド	マウス	キーボード (ハードウェア)	ペン/スタイラス
選択
スクロール方向とは逆にスワイプ (「クロススライドのガイドライン」をご覧ください)	マルチタップ	右クリック	Space キー	スクロール方向とは逆にスワイプ (「クロススライドのガイドライン」をご覧ください)
アプリバーの表示
上端または下端からスワイプ	上端または下端からスワイプ	右クリック	Windows ロゴキー + Z、メニューキー	上端または下端からスワイプ
チャームの表示
右端からのスワイプ	右端からのスワイプ	上または下の右隅をホバー	Windows ロゴキー + C	右端からのスワイプ
ショートカットメニュー
選択したテキストをタップして長押し	選択したテキストを 2 本指でタップして長押し	右クリック	メニューキー	選択したテキストをタップして長押し
起動/アクティブ化
タップ	タップ	左クリック	Enter	タップ
短距離のスクロール
スライド	2 本の指でスライド	スクロールバー、方向キー、左クリックしてスライド	方向キー	スクロールバー
長距離のスクロール
スライド (慣性込み)	2 本指でスライド (慣性込み)	スクロールバー、マウスホイール、左クリックしてスライド	PageUp キー、PageDown キー	スクロールバー
並べ替え (ドラッグ)
距離のしきい値を超えてスクロール方向とは逆にスライド (「クロススライドのガイドライン」をご覧ください)	押して、そのままスライド	左クリックしてスライド	Ctrl + C または Ctrl + X、Ctrl + V	距離のしきい値を超えてスクロール方向とは逆にスライド (「クロススライドのガイドライン」をご覧ください)
ズーム
ピンチ、ストレッチ	ピンチ、ストレッチ	マウスホイール、Ctrl + マウスホイール、UI コマンド	Ctrl + 正符号 (+) キーまたはマイナス記号 (-) キー	UI コマンド
回転
回転	回転	Ctrl + Shift + マウスホイール、UI コマンド	Ctrl + 正符号 (+) キーまたはマイナス記号 (-) キー	UI コマンド
カーソルの挿入/テキストの選択
タップ、グリッパーのタップ	タップ	左クリックしてスライド、ダブルクリック	方向キー、Shift + 方向キー、Ctrl + 方向キーなど	タップ、グリッパーのタップ
詳細
長押し	長押し	ホバー (時間のしきい値あり)	フォーカス用の四角形の移動 (時間のしきい値あり)	長押し
フォーカスの移動
なし	なし	なし	方向キー、Tab キー	なし
操作のフィードバック
タッチの視覚エフェクト	カーソルの移動、カーソルの変化	カーソルの移動、カーソルの変化	フォーカス用の四角形	ペンの視覚エフェクト

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