JavaScript を使った Windows ストア アプリのアクセシビリティ

目的

このセクションでは、障碍を持つ人も含め、できるだけ多くの人が利用できるように、JavaScript を使った Windows ストア アプリを作成する方法について説明します。ここでの目的は、JavaScript を使ったアクセシビリティ対応の Windows ストア アプリを作る際の主な問題について知ってもらい、それらのアプリを作るためのベスト プラクティスとテクニックを紹介することです。

このセクションの内容

トピック 説明

アプリをアクセシビリティ対応にする

JavaScript プラットフォームを使った Windows ストア アプリに含まれるアクセシビリティのサポートについて説明し、これを活用して JavaScript を使ったアクセシビリティ対応の Windows ストア アプリを作成する方法について説明します。

UI オートメーションへの HTML プロパティと ARIA プロパティのマッピング

このセクションの表では、HTML 4.0、HTML5、Accessible Rich Internet Applications (ARIA) のプロパティを Microsoft UI オートメーションのコントロール型、コントロール パターン、プロパティにマッピングする方法を示します。

 

開発者である対象者

このセクションのトピックは、HTML、カスケード スタイル シート (CSS)、JavaScript に精通した開発者向けに作成されています。

その他の情報

JavaScript を使ったアクセシビリティ対応の Windows ストア アプリを実装する際に役立つ情報へのリンクを以下に示します。

  • ARIA のサンプル —このサンプルでは、Accessible Rich Internet Applications (ARIA) タグを使って Windows ストア アプリで十分なアクセシビリティを達成する方法を示しています。
  • WAI-ARIA に関するリファレンス —World Wide Web コンソーシアム (W3C) の Web Accessibility Initiative - Accessible Rich Internet Applications (WAI-ARIA) 仕様に関するオフィシャル ページです。ARIA のすべてのロール、状態、プロパティのリファレンス情報へのリンクが用意されています。
  • WAI-ARIA による作成方法 —一連のウィジェットおよび構造のキーボード操作と、関連する WAI-ARIA のロール、状態、プロパティについて説明しています。
  • HTML5 仕様 —WAI-ARIA を含む W3C HTML5 仕様のオフィシャル ページです。WAI-ARIA は HTML5 標準の一部になりました。
  • OpenAjax アクセシビリティの例 —WAI-ARIA と HTML5 の規則を確認するのに便利なサイトです。WAI-ARIA の実装の例も数多く含まれています。