ACT 構成ウィザードのトラブルシューティング
Application Compatibility Manager (ACM) を初めて起動したときは、Application Compatibility Toolkit (ACT) 構成ウィザードが表示されます。このウィザードを使うと、ACT データベース、ACT ログ ファイル用の共有フォルダー、ACT ログ処理サービス アカウントを構成できます。
ACM の構成の選択
[Enterprise configuration] オプションは、すべての ACT 機能を有効にします。このオプションを選ぶには、ローカル コンピューターの管理者である必要があります。
[View and manage reports only] オプションを使うと、ACM を使ってデータ コレクション パッケージを作り、データを分析できます。ACT ログ処理サービスにはアクセスできません。このオプションでは、組織の別のコンピューターがログを処理していて、互換性データを ACT データベースに読み込んでいるものと想定しています。
ACT データベース設定の構成
ACT 構成ウィザードで ACT データベース設定を構成するには、ACT データベースに対する読み取りアクセス許可と書き込みアクセス許可が必要です。詳しくは、「ACT データベースの構成」をご覧ください。適切なアクセス許可がない場合は、Microsoft(R) SQL Server(R) 管理者に相談してください。詳しくは、「ACT データベースの問題のトラブルシューティング」をご覧ください。
ACT ログ処理サービスの構成
ローカル システム アカウントを使って ACT ログ処理サービスを実行する場合、ユーザー アカウントは Administrator アカウントである必要があります。ACT データベースに対する読み取りアクセス許可と書き込みアクセス許可がコンピューター アカウント <domain>\<computer>$ に与えられている必要があります。
さらに、サービスとしてログオン アクセス許可がユーザー アカウントに与えられている必要があります。詳しくは、「ACT ログ処理サービスのトラブルシューティング」をご覧ください。
ACT ログ処理サービスの共有の構成
ACT ログ処理サービスの共有を構成する方法について詳しくは、「ACT LPS の共有場所のアクセス許可」をご覧ください。
ACT 構成ウィザードを終了した後の設定の変更
ACM の [Settings] ダイアログ ボックスでは、ACT 構成ウィザードに含まれる設定のいくつかを変更できます。さらに、ウィザードには用意されていない他の設定を変更することもできます。詳しくは、「ACM の設定」をご覧ください。
ACT 構成ウィザードの再起動
ACT 構成ウィザードの最後のページに達する前に構成プロセスを取り消した場合、設定は削除され、ACM を次回起動したときにウィザードが再び起動されます。