Windows に Xamarin.iOS をインストールする

この記事では、Xamarin.iOS の開発用に Windows コンピューターおよび Mac ビルド ホストをセットアップする方法について説明します。

概要

Windows 上で Visual Studio 2019 または Visual Studio 2022 を使用して Xamarin.iOS アプリを構築するには、次のものが必要です。

  • Visual Studio 2019 または Visual Studio 2022 がインストールされている Windows コンピューター。 物理コンピューターでも仮想マシンでもかまいません。

  • Apple のビルド ツールと Xamarin.iOS でセットアップされたネットワーク アクセス可能な Mac。 Visual Studio は、ネットワーク接続経由でこのマシンにアクセスして Apple のビルド ツールを使用します。これは、ネイティブ iOS アプリケーションをコンパイルするために必要です。

    ヒント

    Mac にアクセスできませんか?

    Mac にアクセスできない場合は、MacinCloud または MacStadium を使用することができます。両方のサービスは、Xamarin.iOS プロジェクトをビルドするために使用できるクラウド ベースの Mac ハードウェアを提供します。

段取り

Visual Studio を Xamarin.iOS 開発用にセットアップするには、以下の手順を実行します。

  1. Windows をセットアップする (Visual Studio をインストールする)

    Xamarin.iOS は、スタンドアロン マシンまたは仮想マシン上の Visual Studio Community、Professional、Enterprise エディションで動作します。

  2. Mac をセットアップする (Xcode と Visual Studio for Mac をインストールする)

    iOS アプリケーションを配布用にビルド、デバッグ、署名するには、Visual Studio に対し、Apple の開発者ツール (Xcode) と Xamarin.iOS の両方で構成された Mac ビルド ホストへのネットワーク アクセスが許可される必要があります。

    Note

    Visual Studio for Mac をインストールしない方がよい場合、Visual Studio では、Mac ビルド ホストを Xamarin.iOS アプリケーションのビルドに必要なソフトウェアで自動的に構成できます。 詳しくは、「Mac の自動プロビジョニング」をご覧ください。

  3. Mac とペアリング (Visual Studio を Mac に接続する)

    Visual Studio で Mac 上の iOS ビルド ツールを使用するには、2 台のマシンがネットワークで接続している必要があります。

まとめ

この記事では、Xamarin.iOS の開発用に Windows コンピューターおよびそれに関連付けられた Mac ビルド ホストをセットアップする方法について説明しました。

次のステップ