.NET Standard ライブラリのコード共有
.NET Standard ライブラリには、Xamarin や .NET Core などすべての .NET プラットフォームに対応する、統一された API があります。 .NET Standard ライブラリを 1 つ作成し、.NET Standard プラットフォームをサポートする任意のランタイムで使用します。 サポート対象となるプラットフォームの詳細については、このチャートを参照してください。
.NET Standard バージョン 1.0 から 1.6 では、.NET Framework のサブセットが増えていきますが、.NET Standard 2.0 では Xamarin アプリケーションと既存のポータブル クラス ライブラリの移植に対する最高レベルのサポートが提供されます。
Visual Studio for Mac
このセクションでは、Visual Studio for Mac を使用して .NET Standard ライブラリを作成および使用する方法について説明します。
.NET Standard ライブラリの作成
.NET Standard ライブラリをお使いのソリューションに追加するには、次の手順を実行します。
[新しいプロジェクトの追加] ダイアログで、[.NET Core] カテゴリを選択し、以下のように [.NET Standard ライブラリ] を選びます。
次の画面で、[ターゲット フレームワーク] に [.NET Standard 2.0] を選びます。
最後の画面でプロジェクト名を入力し、[作成する] をクリックします。
ソリューション エクスプローラーでは、.NET Standard ライブラリ プロジェクトが以下のように表示されます。 [依存関係] ノードに、ライブラリで NETStandard.Library が使用されていると表示されます。
.NET Standard ライブラリの設定の編集
.NET Standard ライブラリの設定は、プロジェクトを右クリックし、次のスクリーンショットに示すように Options
を選択することで表示および変更できます。
内部では、Target Framework
のドロップダウン値を変更して netstandard
のバージョンを変更できます。
追加として: .csproj
を直接編集してこの値を変更することもできます。
.NET Developer 向け .NET Standard と Xamarin.Forms (ビデオ)
関連リンク
- .NET Standard - 詳細な情報と PCL との比較。