Xamarin.Forms ActivityIndicator
Xamarin.FormsActivityIndicator
コントロールは、アプリケーションで時間のかかるアクティビティが進行中であることを示すアニメーションを表示します。 ProgressBar
とは異なり、ActivityIndicator
は進行状況を示しません。 ActivityIndicator
は View
から継承します。
次のスクリーンショットは、iOS と Android での ActivityIndicator
コントロールを示しています。
ActivityIndicator
コントロールでは、次のプロパティが定義されます。
Color
は、ActivityIndicator
の表示色を定義するColor
値です。IsRunning
はbool
値で、ActivityIndicator
を表示してアニメーション化するか、非表示にするかを示します。 値がfalse
の場合、ActivityIndicator
は表示されません。
これらのプロパティは、BindableProperty
オブジェクトが基になっています。つまり、ActivityIndicator
はスタイル設定が可能であり、データ バインディングの対象にできます。
ActivityIndicator を作成する
ActivityIndicator
クラスは XAML 内でインスタンス化できます。 その IsRunning
プロパティは、コントロールが表示され、アニメーション化されるかどうかを決定します。 IsRunning
プロパティでは、既定値が false
に設定されます。 次の例は、オプションの IsRunning
プロパティが設定された ActivityIndicator
を XAML で インスタンス化する方法を示しています。
<ActivityIndicator IsRunning="true" />
ActivityIndicator
はコードで作成することもできます。
ActivityIndicator activityIndicator = new ActivityIndicator { IsRunning = true };
ActivityIndicator の外観プロパティ
Color
プロパティは、ActivityIndicator
の色を定義します。 次の例は、Color
プロパティが設定された ActivityIndicator
を XAML で インスタンス化する方法を示しています。
<ActivityIndicator Color="Orange" />
Color
プロパティは、コードで ActivityIndicator
を作成するときにも設定できます。
ActivityIndicator activityIndicator = new ActivityIndicator { Color = Color.Orange };
次のスクリーンショットは、iOS と Android での Color
プロパティが Color.Orange
に設定された ActivityIndicator
を示しています。