Xamarin.Forms ピッカー

ピッカー ビューは、データの一覧からテキスト項目を選択するためのコントロールです。

Xamarin.FormsPicker には、ユーザーが項目を選択できる項目の短い一覧が表示されます。 Picker には、次のプロパティが定義されています。

  • CharacterSpacing (double 型): Picker に表示される項目の文字間の間隔。
  • FontAttributes (FontAttributes 型): 既定値は FontAtributes.None です。
  • FontFamily (string 型): 既定値は null です。
  • FontSize (double 型): 既定値は -1.0 です。
  • HorizontalTextAlignment (TextAlignment 型): Picker に表示されるテキストの水平方向の配置。
  • ItemsSource (IList 型): 表示する項目のソース リスト。既定値は null です。
  • SelectedIndex (int 型): 選択された項目のインデックス。既定値は -1 です。
  • SelectedItem (object 型): 選択された項目。既定値は null です。
  • Color 型の TextColor は、テキストの表示に使用される色で、既定値は Color.Default です。
  • Title (string 型): 既定値は null です。
  • TitleColor (Color 型): Title テキストの表示に使用される色。
  • VerticalTextAlignment (TextAlignment 型): Picker に表示されるテキストの垂直方向の配置。

これらのプロパティはすべて、BindableProperty オブジェクトに基づいています。つまり、スタイルを指定でき、プロパティをデータ バインディングの対象にすることができます。 SelectedIndex プロパティと SelectedItem プロパティの既定のバインド モードは BindingMode.TwoWay です。つまり、これらは Model-View-ViewModel (MVVM) アーキテクチャを使用するアプリケーションのデータ バインディングのターゲットにすることができます。 フォント プロパティの設定については、「フォント」をご覧ください。

Picker には、最初に表示されるときにデータが表示されません。 代わりに、その Title プロパティの値は、iOS および Android プラットフォームのプレースホルダーとして表示されます。

初期ピッカーの表示

Picker にフォーカスが移動すると、そのデータが表示され、ユーザーが項目を選択できるようになります。

アイテムを選択するピッカー

ユーザーが項目を選択すると、PickerSelectedIndexChanged イベントが発生します。 選択後、選択した項目が次のように Picker に表示されます。

選択後の選択

Picker にデータを入力するには、次の 2 とおりの方法があります。