テンプレート

C++ テンプレートを使用すると、異なる種類の情報を処理する関数またはクラスのファミリを定義できます。 Microsoft による C++ テンプレートの実装は ISO/ANSI C++ 標準に基づいています。

テンプレートは、同じコードをデータ型のみを変えて複数作成する場合に使用します。 たとえば、関数テンプレートを使用して、同じアルゴリズムを異なるデータ型に適用する一連の関数を作成できます。 また、クラス テンプレートを使用して、一連のタイプセーフなクラスを作成することもできます。 場合によっては、テンプレートは C マクロや void ポインターより優れたソリューションです。特に、コレクション (MFC でテンプレートを使用する主な用途の 1 つ) とスマート ポインターを使用する場合に役立ちます。

このセクションの内容

  • 概要
    Visual C++ のテンプレート (パラメーター化された型) に関する一般的な情報を説明します。

  • 仕様
    template 宣言の仕様を説明します。

  • typename
    typename キーワードについて説明します。

  • テンプレートの参照 [C++ 言語]
    コードからテンプレートを参照する方法をタスクで示します。

  • 山かっこの配置
    山かっこをテンプレートに配置する方法について説明します。

  • 他の実装との相違点
    テンプレートの Microsoft 固有の実装について説明します。

  • 名前の解決
    テンプレート定義の中で使用される 3 種類の名前について説明します。

  • クラス テンプレート
    クラス テンプレートの使用方法について説明します。

  • 関数テンプレート
    関数テンプレートの使用方法について説明します。

関連項目