Microsoft Purview を使用してデータを統制する
Microsoft Purview データ ライフサイクル管理 (以前の Microsoft Information Governance) と Microsoft Purview レコード管理の機能を使用し、コンプライアンスや規制要件に対応してデータを統制します。
ヒント
マルチクラウド、サービスとしてのソフトウェア (SaaS) など、データ資産全体でデータをマップおよび管理する場合 Microsoft Purview Data Map と Microsoft Purview Data Catalog を使用します。
ライセンスの観点から見ると、データ ライフサイクル管理とレコード管理の間にはかなりの重複がある可能性があります。 どちらのソリューションも、Microsoft 365 アプリとサービスのデータの保持と削除をサポートしています。
次の図を使用して、 Microsoft Purview ポータル と Microsoft Purview コンプライアンス ポータルで、それぞれ独自の構成領域を持つ、これらのソリューションの主要な構成可能なコンポーネントを特定するのに役立ちます。
次のセクションでは、各ソリューションの主な機能について詳しく説明します。さらに理解を深めるためのリンクも掲載しています。 ただし、ガイド付きデプロイを探している場合は、「Microsoft Purview でデータ ガバナンス ソリューションをデプロイする」を参照してください。
データを保護するための補完機能をお探しですか? 「Microsoft Purview を使用してデータを保護する」を参照してください。
ヒント
E5 のお客様でない場合は、90 日間の Microsoft Purview ソリューション試用版を使用して、Purview の追加機能が組織のデータ セキュリティとコンプライアンスのニーズの管理にどのように役立つかを確認してください。 Microsoft Purview コンプライアンス ポータルのトライアル ハブで今すぐ開始してください。 サインアップと試用期間の詳細については、こちらをご覧ください。
Microsoft Purview データ ライフサイクル管理
以下のように、必要なものを保持し、不要なものを削除します。
| 機能 | 解決される問題 |
|---|---|
| Microsoft 365 ワークロードのアイテム保持ポリシー、例外の保持ラベル | メール、ドキュメント、Teams、Viva Engage メッセージのポリシー管理を使用してコンテンツを保持または削除できます。 |
| 非アクティブなメールボックス | 従業員が組織を離れた後もメールボックスのコンテンツを保持して、このコンテンツに管理者、コンプライアンス責任者、レコード マネージャーが引き続きアクセスできるようにします。 |
| アーカイブ メールボックス | ユーザーに追加のメールボックス ストレージ スペースを提供します。 |
| PST ファイル向けサービスのインポート | Exchange Online メールボックスへの PST ファイルの一括インポートをサポートし、コンプライアンスや規制要件に対応してメール メッセージを保持および検索できるようにします。 |
詳細な情報をご希望ですか? 「データ ライフサイクル管理の詳細」を参照してください。
これらの機能の一部またはすべての使用を開始する準備はできましたか? 「データ ライフサイクル管理の使用を開始する」を参照してください。
Microsoft Purview レコード管理
ビジネス、法律、または規制の記録管理要件のために価値の高いアイテムを管理します。
| 機能 | 解決される問題 |
|---|---|
| ファイル計画 | 保持ラベルを対話的に作成したり、一括インポートしたり、分析用にエクスポートしたりできます。 ラベルは、ビジネスまたは規制の要件を特定して追跡するのに役立つ、追加の管理情報 (省略可能) をサポートしています。 |
| 個々のアイテムの保持ラベル、アイテム保持ポリシー (ベースライン保持期間に必要な場合) | ラベルは、必要に応じてレコード宣言を使用して手動または自動で適用できる、柔軟な保持期間と削除スケジュールをサポートしています。 |
| 処理確認と処理の証明 | コンテンツを完全に削除する前に手動で確認し、レコードの処理を証明します。 |
詳細な情報をご希望ですか? 「レコード管理の詳細」を参照してください。
これらの機能の一部またはすべての使用を開始する準備はできましたか? 詳細については、「レコード管理の概要」を参照してください。
ライセンスの要件
ライセンス要件とオプションを理解するには、セキュリティとコンプライアンスに関する Microsoft 365 ガイダンスの情報を参照してください。機能レベルのライセンス要件についての「Microsoft Purview データ ライフサイクル管理と Microsoft Purview レコード管理」セクションを参照してください。