挿入操作で応答エコーを管理する Prefer ヘッダーの設定

既定では、 テーブルの作成 操作と エンティティの挿入 操作は、要求本文に含まれるデータをエコーする応答ペイロードを返します。 ストレージ サービスの 2013-08-15 以降のバージョンと、OData Data Service Version 3.0 以降のバージョンでは、Prefer ヘッダーに return-no-content を設定することにより、応答本文のエコーを省略することができます。 ヘッダーが Preferreturn-no-content設定されている場合、サービスは状態コード 204 (No Content) と応答ヘッダー で応答します Preference-Applied:``return-no-content

Prefer ヘッダーに return-content を設定して、応答のペイロードを返すという既定の動作を指定することもできます。 この場合、サービスは状態コード 201 (Created) と応答ヘッダー で応答します Preference-Applied:``return-content

Prefer ヘッダーが指定されていない場合、サービスは応答の Preference-Applied ヘッダーなしで、ステータス コード 201 (Created) で応答します。

詳細については、 OData Prefer ヘッダーのドキュメントを参照してください。

参照

OData Data Service のバージョン ヘッダーの設定
テーブル サービスの概念