SharePoint ワークフローのアクションとアクティビティのリファレンス

SharePoint Designer 2013でのワークフロー作成に使用できるワークフロー アクションと、Visual Studio 2012 を使用するワークフロー開発者が使用できるワークフロー アクティビティ クラスについて確認します。

注:

SharePoint 2010 ワークフローは、2020 年 8 月 1 日以降、新しいテナント用に廃止され、2020 年 11 月 1 日に既存のテナントから削除されました。 SharePoint 2010 ワークフローを使用している場合は、Power Automate またはその他のサポートされているソリューションに移行することをお勧めします。 詳細については、「SharePoint 2010 ワークフローの廃止」を参照してください。

ワークフロー アクティビティおよびアクション

ワークフロー "アクティビティ" はコードレベルのオブジェクトを表し、ワークフローの動作を実行する各種の API に対するメソッド呼び出しを処理します。 ワークフロー アクティビティをコードで操作するには、 またはその他の開発環境を使用します。

使用可能なアクティビティの一覧については、「 SharePoint のワークフロー アクティビティ クラス」を参照してください。

一方、ワークフロー "アクション" は、これらの基になっているアクティビティをカプセル化して SharePoint Designer でユーザーにわかりやすい形式にするラッパー オブジェクトです。 ワークフロー アクションの操作には SharePoint Designer を使用します。

使用可能なワークフロー アクションの一覧については、「 ワークフロー アクション クイック リファレンス (SharePoint ワークフロー プラットフォーム)」 および「 ワークフロー相互運用機能ブリッジを使用して使用できるワークフロー アクション」を参照してください。

Windows Workflow Foundation 4.0 のアクティビティ

SharePoint プラットフォームおよびインフラストラクチャは、ユーザー設定の SharePoint ワークフローを作成するために特別に作成されたアクティビティ クラスを提供しますが、Windows Workflow Foundation (WF) 4.0 によって提供されるアクティビティのいずれかを使用することもできます。 これらの WF 4.0 アクティビティ クラスは、System.Activities.Statements 名前空間の Microsoft .NET Framework 4 で使用できます。

WF 4.0 アクティビティ クラスは、SharePoint アクティビティ クラス ライブラリには含まれない可能性のある有効な機能をいくつか提供します。 たとえば、WF 4.0 には If クラスが含まれていて、これを使用すると条件付きアクティビティを作成できます。 さらに、「 Send クラス」アクティビティを使用して Web サービスに接続することもできます。

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