azdata と Grafana ダッシュボードでアプリケーションを監視する

重要

Microsoft SQL Server 2019 ビッグ データ クラスターのアドオンは廃止されます。 SQL Server 2019 ビッグ データ クラスターのサポートは、2025 年 2 月 28 日に終了します。 ソフトウェア アシュアランス付きの SQL Server 2019 を使用する既存の全ユーザーはプラットフォームで完全にサポートされ、ソフトウェアはその時点まで SQL Server の累積更新プログラムによって引き続きメンテナンスされます。 詳細については、お知らせのブログ記事と「Microsoft SQL Server プラットフォームのビッグ データ オプション」を参照してください。

Grafana は最良のクラウドネイティブ仮想化ツールの 1 つで、Kubernetes で実行されているアプリケーションのさまざまな監視メトリックを提供する目的で利用できます。

この記事では、SQL Server ビッグ データ クラスター内でアプリケーションを監視する方法について説明します。

重要

Internet Explorer ブラウザーと古い Microsoft Edge ブラウザーには、Grafana との互換性がありません。 Grafana では、サポートされていないブラウザーを使用すると、黒いページにエラーが表示されます。 Chromium ベースの Microsoft Edge を検討するか、Grafana でサポートされているブラウザーを確認してください。

前提条件

機能

SQL Server 2019 では、アプリケーションの作成、削除、説明、初期化、一覧の実行、更新を行うことができます。 次の表では、azdata で使用できるアプリケーションの展開コマンドについて説明します。

コマンド 説明
azdata bdc endpoint list ビッグ データ クラスターのエンドポイントを一覧表示します。

次の例を利用し、Grafana ダッシュボードのエンドポイントをリストアップできます。

azdata bdc endpoint list --endpoint-name metricsui 

表示されたエンドポイントには、クラスターのユーザー名とパスワードを使用してログインできます。

Grafana ダッシュボード

ダッシュボードを開いたら、[Host Apps Metrics] (ホスト アプリ メトリック) に移動します。ここでアプリケーションに関するより詳しい分析情報を入手し、状況を把握します。

ホスト アプリ メトリック

アプリケーションの 1 つのポッドに関するより詳しい分析情報を得るには (アプリケーションには複数のコピーが存在する場合があります)、[Host Pods Metrics] (ホスト ポッド メトリック) に移動し、ポッドを選択します。メトリックが次のように表示されます。

ホスト ポッド メトリック

次のステップ

その他のサンプルにはついては、アプリの展開サンプルに関するページを参照してください。

SQL Server ビッグ データ クラスターの詳細については、「SQL Server 2019 ビッグ データ クラスターとは」を参照してください。