XML データのサポート

JDBC ドライバーのダウンロード

SQL Server は、XML ドキュメントとフラグメントを SQL Server データベースに格納できる xml データ型を提供します。 xml データ型は SQL Server での組み込みデータ型の 1 つであり、intvarchar などの他の組み込みデータ型といくつかの点で似ています。 他の組み込み型と同様に、xml データ型は、テーブルの作成時に列型として使用したり、変数の型やパラメーターの型、関数の戻り値の型として使用したり、Transact-SQL の CAST や CONVERT 関数内で使用したりすることができます。 JDBC ドライバーでは、xml データ型は、文字列、byte 配列、ストリーム、CLOB、BLOB、または SQLXML オブジェクトとしてマップできます。 文字列が既定のマッピングです。

この JDBC ドライバーがサポートする JDBC 4.0 API には、SQLXML インターフェイスが導入されています。 SQLXML インターフェイスには、XML データを操作するための各種のメソッドが定義されています。 SQLXML は JDBC 4.0 のデータ型であり、SQL Serverxml データ型にマップされます。 したがって、アプリケーション内で SQLXML データ型を使用する場合は、sqljdbc4.jar ファイルをインクルードするためのクラスパスを設定する必要があります。 アプリケーションから sqljdbc3.jar を使用して SQLXML オブジェクトやそのメソッドにアクセスしようとすると、例外がスローされます。

重要

SQL Server では、XML データをデータベース列に格納する前に必ず XML データが検証されます。 JDBC ドライバーによって xml データ型に自動的にマップされるため、アプリケーションでは SQLXML データ型を使用できます。 SQLXML のサポートは sqljdbc4.jar に含まれています。 SQL Server 用 Microsoft JDBC ドライバー によってサポートされている JRE バージョンの一覧については、「JDBC Driver のシステム要件」を参照してください。

このセクションの記事では、SQLXML インターフェイスと、JDBC API のメソッドを使用して SQLXML データ型向けのプログラムを作成する方法について説明します。

このセクションの内容

[アーティクル] 説明
SQLXML インターフェイス SQLXML のインターフェイスとそのメソッドについて説明します。
SQLXML でのプログラミング SQL Server 用 Microsoft JDBC ドライバー API のメソッドを使用し、SQLXML Java データ型を介して、リレーショナル データベースに XML データを格納したり、リレーショナル データベースから XML データを取得したりする方法について説明します。 SQLXML オブジェクトの型についての情報や、SQLXML オブジェクトを使用するうえでの重要なガイドラインおよび制限事項の一覧も掲載されています。

関連項目

JDBC ドライバーのデータ型について