データ ファイルとログ ファイルの既定の場所の表示または変更
適用対象: SQL Server - Windows のみ
データ ファイルとログ ファイルを保護するために、それらがアクセス制御リスト (ACL) によって保護されていることを確認します。 ACL は、ファイルを作成するディレクトリのルートに設定します。
Note
これらの手順は、Windows の SQL Server のみを対象としています。 SQL Server on Linux の既定の場所を変更するには、「mssql-conf ツールを使用して SQL Server on Linux を構成する」を参照してください。
SQL Server Management Studio を使用します。
オブジェクト エクスプローラーで、サーバーを右クリックし、[プロパティ] を選択します。
その [プロパティ] ページの左側のパネルで、[データベースの設定] タブを選択します。
[データベースの既定の場所] パネルに、新しいデータ ファイルと新しいログ ファイルの現在の既定の場所が表示されます。 既定の場所を変更するには、[データ] フィールドまたは [ログ] フィールドに新しい既定のパス名を入力するか、参照ボタンを選択してパス名を選択します。
既定の場所を変更した後、SQL Server サービスを停止して開始し、変更を完了する必要があります。
Transact-SQL の使用
注意事項
次の例では、拡張ストアド プロシージャを使用して、サーバー レジストリを変更します。 レジストリの変更の方法を誤った場合、深刻な問題が発生することがあります。 これらの問題が起きた場合、オペレーティング システムを再インストールしなければならない場合があります。 Microsoft は、これらの問題を解決できることを保証できません。 レジストリを変更する場合は、ご自分の責任で行ってください。
データベース エンジンに接続します。
標準バーから、 [新しいクエリ] を選択します。
次の例をコピーし、クエリ ウィンドウに貼り付けます。
<path_*>
値を、データ ファイルとログ ファイルを配置する新しい場所に置き換えて、[実行] を選択します。USE [master]; GO EXEC xp_instance_regwrite N'HKEY_LOCAL_MACHINE', N'Software\Microsoft\MSSQLServer\MSSQLServer', N'BackupDirectory', REG_SZ, N'<path_to_database_backup_files>' GO EXEC xp_instance_regwrite N'HKEY_LOCAL_MACHINE', N'Software\Microsoft\MSSQLServer\MSSQLServer', N'DefaultData', REG_SZ, N'<path_to_data_files>' GO EXEC xp_instance_regwrite N'HKEY_LOCAL_MACHINE', N'Software\Microsoft\MSSQLServer\MSSQLServer', N'DefaultLog', REG_SZ, N'<path_to_log_files>' GO
既定の場所を変更した後、SQL Server サービスを停止して開始し、変更を完了する必要があります。