DATEDIFF (SSIS 式)

適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS Integration Runtime

指定された 2 つの日付間の差を、日付および時刻の単位で返します。 datepart パラメーターにより、差分を計算する基となる日付と時刻を指定します。

構文

  
DATEDIFF(datepart, startdate, endate)  

引数

datepart
比較して値を返す日付の要素を指定するパラメーターです。

startdate
間隔の開始日です。

endate
間隔の終了日です。

戻り値の型

DT_I4

注釈

次の表に、式エバリュエーターで認識される日付要素 (datepart) と省略形を示します。

datepart 省略形
Year yy、yyyy
Quarter qq, q
Month mm, m
Dayofyear dy、y
日間 dd, d
wk、ww
平日 dw、w
時間 Hh
mi、n
Second ss, s
Millisecond Ms

引数のいずれかが NULL の場合、DATEDIFF は NULL を返します。

日付リテラルは、日付データ型のいずれかに明示的にキャストされる必要があります。 詳細については、「 Integration Services Data Types」を参照してください。

日付が有効でない場合、日付または時刻の単位が文字列でない場合、開始日が日付でない場合、または終了日が日付でない場合は、エラーが発生します。

終了日が開始日よりも前の日付の場合、この関数は負の値を返します。 開始日と終了日の日付が同一、または同じ間隔の範囲内である場合、この関数は 0 を返します。

SSIS 式の例

この例では、2 つの日付リテラル間の日数が計算されます。 日付が "mm/dd/yyyy" 形式の場合、7 が返されます。

DATEDIFF("dd", (DT_DBTIMESTAMP)"8/1/2003", (DT_DBTIMESTAMP)"8/8/2003")  

この例では、日付リテラルと現在の日付の間の月数が返されます。

DATEDIFF("mm", (DT_DBTIMESTAMP)"8/1/2003",GETDATE())  

この例では、 ModifiedDate 列の日付と、 YearEndDate 変数の日付の間の週数が返されます。 YearEndDatedate データ型の場合、明示的なキャストは必要ありません。

DATEDIFF("Week", ModifiedDate,@YearEndDate)  

関連項目

DATEADD (SSIS 式)
DATEPART (SSIS 式)
DAY (SSIS 式)
MONTH (SSIS 式)
YEAR (SSIS 式)
関数 (SSIS 式)