レッスン 2 から 4:レッスン 2 で作成したチュートリアル パッケージのテスト

適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS Integration Runtime

Foreach ループ コンテナーとフラット ファイル接続マネージャーを構成したので、レッスン 2 のパッケージは、Sample Data フォルダー内の 14 個のフラット ファイルに対して反復処理を実行できるようになりました。 ファイル名が指定した条件と一致するたびに、Foreach ループ コンテナーは、ユーザー定義変数にそのファイル名を取り込みます。 次に、この変数に基づいて、フラット ファイル接続マネージャーの ConnectionString プロパティが更新され、フラット ファイルへの接続が確立されます。 さらに、Foreach ループ コンテナーは、そのフラット ファイル内のデータに対して未変更のデータ フロー タスクを実行します。

Note

レッスン 1 のパッケージを実行している場合、このレッスンのパッケージを実行する前に、AdventureWorksDW2022 データベースの dbo.NewFactCurrencyRate テーブルのレコードを削除する必要があります。 レッスン 2 が、レッスン 1 で既に挿入されたレコードを挿入しようとし、それによってエラーが発生します。

パッケージ レイアウトを確認する

パッケージをテストする前に、次の図に示すオブジェクトがレッスン 2 のパッケージの制御フローとデータ フローに含まれていることを確認します。 レッスン 2 のデータ フローは、レッスン 1 と同じです。

制御フロー

パッケージ内の制御フロー

データ フロー

パッケージ内のデータ フロー

レッスン 2 で作成したチュートリアル パッケージのテスト

  1. ソリューション エクスプローラー[Lesson 2.dtsx] を右クリックし、[パッケージの実行] を選択します。

    パッケージが実行されます。 各ループのステータスは [出力] ウィンドウで確認できます。または、 [進行状況] タブを選択しても確認できます。たとえば、ファイル Currency_VEB.txt から 1,097 個の行が宛先のテーブルに追加されたことがわかります。

  2. パッケージの実行が完了したら、[デバッグ] メニューの [デバッグの停止] を選択します。

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レッスン 3:SSIS でのログ記録の追加

関連項目

プロジェクトとパッケージの実行