データベース要件 (マスター データ サービス)
適用対象: SQL Server - Windows のみ Azure SQL Managed Instance
すべてのマスター データは、マスター データ サービス データベースに格納されます。 このデータベースをホストするコンピューターでは、 SQL Server データベース エンジンのインスタンスを実行する必要があります。
ローカルかリモート コンピューターのどちらかでマスター データ サービス データベースの作成と構成を行うには、マスター データ サービス構成マネージャーを使用します。 環境間でデータベースを移動する場合、マスター データ サービス Web サービスとマスター データ マネージャーを新しい場所のデータベースに関連付けることにより、新しい環境で情報を維持できます。
Note
マスター データ サービスのコンポーネントをインストールするコンピューターは、すべてライセンスを保有している必要があります。 詳細については、使用許諾契約書 (EULA) を参照してください。
要件
マスター データ サービス データベースを作成する前に、次の要件が満たされていることを確認してください。
SQL Server のエディション
マスター データ サービス データベースは、次のエディションの SQL Server でホストできます。
SQL Server 2016 (13.x) Enterprise (64 ビット) x64
SQL Server 2016 (13.x) Developer (64 ビット) x64
SQL Server 2014 (12.x) Business Intelligence (64 ビット) x64
SQL Server 2014 (12.x) Enterprise (64 ビット) x64
SQL Server 2014 (12.x) Developer (64 ビット) x64
SQL Server 2012 (11.x) Business Intelligence (64 ビット) x64
SQL Server 2012 (11.x) Enterprise (64 ビット) x64 - SQL Server 2008 R2 (10.50.x) Enterprise からのアップグレードのみ
SQL Server 2012 (11.x) Developer (64 ビット) x64
Microsoft SQL Server 2008 R2 Enterprise (64 ビット) x64
Microsoft SQL Server 2008 R2 Developer (64 ビット) x64
Windows 上の SQL Server の各エディションでサポートされる機能の一覧については、以下を参照してください。
- SQL Server 2022 の各エディションとサポートされている機能
- SQL Server 2019 の各エディションとサポートされている機能
- エディションと SQL Server 2017 のサポートされる機能
- エディションと SQL Server 2016 のサポートされる機能
オペレーティング システム
サポートされている Windows オペレーティング システムおよび SQL Server データベース エンジンに関するその他の要件の情報については、「SQL Server 2016 のインストールのためのハードウェアおよびソフトウェアの要件」を参照してください。
アカウントと権限
型 | 説明 |
---|---|
ユーザー アカウント | マスター データ サービス構成マネージャーでは、Windows アカウントまたは SQL Server アカウントを使用して SQL Server のデータベース エンジン インスタンスに接続し、マスター データ サービス データベースをホストできます。 このユーザー アカウントは、SQL Server データベース エンジンのインスタンスで sysadmin サーバー ロールに属している必要があります。 sysadmin ロールの詳細については、「 サーバー レベルのロール」を参照してください。 |
マスター データ マネージャー管理者アカウント | マスター データ サービス データベースを作成する場合、 マスター データ サービスのシステム管理者となるドメイン ユーザー アカウントを指定する必要があります。 このユーザーは、このデータベースに関連付けられているすべての マスター データ マネージャー Web アプリケーションに対して、すべての機能的領域のすべてのモデルおよびすべてのデータを更新できます。 詳細については、「管理者 (マスター データ サービス)」を参照してください。 |
データベース バックアップ
システムの使用率が低い時間帯にデータベース全体を毎日バックアップし、使用している環境のニーズに応じて、毎日数回、トランザクション ログをバックアップすることをお勧めします。 データベース バックアップの詳細については、「バックアップの概要 (SQL Server)」を参照してください。
参照
マスター データ サービスのインストール
マスター データ サービス データベースの作成
マスター データ サービス データベース
[マスター データ サービス データベースへの接続] ダイアログ ボックス
データベースの作成ウィザード (マスター データ サービス構成マネージャー)