接続 (Excel 用 MDS アドイン)

適用対象: SQL Server - Windows のみ Azure SQL Managed Instance

Excel 用マスター データ サービス アドインにデータをダウンロードするには、まず接続を作成する必要があります。 接続とは、どの MDS データベースに接続するかをマスター データ サービス Web サービスがどのように認識するかです。

接続文字列は、通常マスター データ マネージャー Web アプリケーションの URL (例: https://contoso/mds) です。

Excel を起動するたびに、MDS リポジトリに接続する必要があります。 ただし、アクティブなワークシートに MDS によって管理されるデータが既に含まれている場合だけは例外です。 この場合は、シート内のデータを更新またはパブリッシュするたびに接続が自動的に確立されます。

複数の接続を作成することができます。 最後にアクセスした接続が既定と見なされます。

複数のユーザーが同時に接続できます。 ただし、複数のユーザーが同じデータをパブリッシュしようとすると競合が発生する可能性があります。 詳細については、「概要: Excel からのデータのインポート (Excel 用 MDS アドイン)」を参照してください。

自動接続とよく使用するデータの読み込み

常に同じサーバーに接続して同じデータ セットを読み込む場合は、接続およびフィルター情報を含むショートカット クエリ ファイルを作成できます。 クエリ ファイルの詳細については、「ショートカット クエリ ファイル (Excel 用 MDS アドイン)」を参照してください。

Data Quality Services

Excel 用アドインには、MDS リポジトリにパブリッシュする前にデータを照合できる Data Quality Services 機能があります。 接続時に、DQS データベースが MDS データベースと同じ SQL Server インスタンスにインストールされている場合は、リボンに DQS ボタンが表示されます。 DQS_Main データベースがインスタンスに存在しない場合、DQS ボタンは表示されず、データ品質機能を使用することはできません。

タスクの説明 トピック
マスター データ サービス データベースへの接続を作成します。 MDS リポジトリへの接続 (Excel 用 MDS アドイン)
MDS データを Excel に読み込みます。 マスター データ サービスから Excel へのデータのエクスポート
Excel に読み込む前に MDS データをフィルター処理します。 エクスポート前のデータのフィルター適用 (Excel 用 MDS アドイン)