Except (MDX) 関数

2 つのセットを評価し、2 番目のセットにも存在する組を 1 番目のセットから削除します。必要に応じて、重複部分を保持します。

構文

  
Except(Set_Expression1, Set_Expression2 [, ALL ] )  

引数

Set_Expression1
セットを返す有効な多次元式 (MDX) 式。

Set_Expression2
セットを返す有効な多次元式 (MDX) 式。

解説

ALL を指定した場合、関数は最初のセットで見つかった重複を保持します。2 番目のセットで見つかった重複は引き続き削除されます。 メンバーは、最初のセットに表示される順序で返されます。

次の例では、この関数の使用方法を示します。

   //This query shows the quantity of orders for all products,  
   //with the exception of Components, which are not  
   //sold.  
SELECT   
   [Date].[Month of Year].Children  ON COLUMNS,  
   Except  
      ([Product].[Product Categories].[All].Children ,  
         {[Product].[Product Categories].[Components]}  
      ) ON ROWS  
FROM  
   [Adventure Works]  
WHERE  
   ([Measures].[Order Quantity])  

参照

- (差集合) (MDX)
MDX 関数リファレンス (MDX)