TupleToStr (MDX)

指定したタプルに対応する多次元式 (MDX) 形式の文字列を返します。

構文

  
TupleToStr(Tuple_Expression)   

引数

Tuple_Expression
タプルを返す有効な多次元式 (MDX) 式。

解説

この関数は、解析用に組の文字列表記を外部関数に転送する場合に使用します。 返される文字列は中かっこ {} で囲まれており、複数のメンバーがタプルで明示的に定義されている場合、各メンバーはコンマで区切られます。

次の例では、文字列 ([Date].[Calendar Year].>[2001],[Geography].[Geography]。[Country].&米国]) :

WITH MEMBER Measures.x AS TupleToStr   
   (   
      ([Date].[Calendar Year].&[2001]  
         , [Geography].[Geography].[Country].&[United States]  
      )  
   )     
SELECT Measures.x ON 0  
FROM [Adventure Works]  

次の例も、上の例と同じ文字列を返します。

WITH SET s AS   
   {  
      ([Date].[Calendar Year].&[2001],  
         [Geography].[Geography].[Country].&[United States]  
      )   
   }  
MEMBER Measures.x AS TupleToStr ( s.Item(0) )  
SELECT Measures.x ON 0  
FROM [Adventure Works]  

参照

MDX 関数リファレンス (MDX)