データ ソースの例
Microsoft Windows NT Server/Windows 2000 Server、Microsoft Windows NT Workstation/Windows 2000 Professional、Microsoft Windows 95/98 で動作しているコンピュータでは、マシン データ ソース情報はレジストリに格納されます。 情報が格納されているレジストリ キーに応じて、データ ソースはユーザー データ ソースまたはシステム データ ソースと呼ばれます。 ユーザー データ ソースは、HKEY_CURRENT_USER キーの下に格納され、現在のユーザーだけが使用できます。 システム データ ソースは、HKEY_LOCAL_MACHINE キーの下に格納され、1 台のコンピューター上で複数のユーザーが使用できます。 システム全体のサービスで使用することもできます。つまり、ユーザーがコンピューターにログオンしていない場合でも、データ ソースにアクセスできます。 ユーザーとシステム データ ソースの詳細については、SQLServerDataSourceを参照してください。
ユーザーが、Oracle DBMS を使用する人事とインベントリと、 Microsoft SQL Server DBMS を使用する給与支払名簿の 3 つのユーザー データ ソースがあるとします: データ ソースのレジストリ値は次のようになります:
HKEY_CURRENT_USER
SOFTWARE
ODBC
Odbc.ini
ODBC Data Sources
Personnel : REG_SZ : Oracle
Inventory : REG_SZ : Oracle
Payroll : REG_SZ : SQL Server
また、給与支払名簿 データ ソースのレジストリ値は次のようになります:
HKEY_CURRENT_USER
SOFTWARE
ODBC
Odbc.ini
Payroll
Driver : REG_SZ : C:\WINDOWS\SYSTEM\Sqlsrvr.dll
Description : REG_SZ : Payroll database
Server : REG_SZ : PYRLL1
FastConnectOption : REG_SZ : No UseProcForPrepare : REG_SZ : Yes
OEMTOANSI : REG_SZ : No
LastUser : REG_SZ : smithjo
Database : REG_SZ : Payroll
Language : REG_SZ :