影響を受ける ODBC コンポーネント

下位互換性では、新しいバージョンのドライバー マネージャーの導入で、アプリケーション、ドライバー マネージャー、およびドライバーがどのように影響を受けるかについて説明します。 これは、どちらか一方または両方が古いバージョンのままである場合に、アプリケーションとドライバーに影響します。 そのため、次の表に示すように、3 種類の下位互換性を考慮する必要があります。

Type DM のバージョン アプリケーションのバージョン ドライバーのバージョン
ドライバー マネージャーの下位互換性 3.x 2.x 2.x
ドライバー[1]の下位互換性 3.x 2.x 3.x
アプリケーションの下位互換性 3.x 3.x 2.x

[1] ドライバーの下位互換性については、主に付録 G: 下位互換性のドライバー ガイドラインで説明します。

Note

標準に準拠したアプリケーション (たとえば、Open Group または ISO CLI 標準に従って記述されたアプリケーション) は、ODBC 3.x ドライバー マネージャーを介して ODBC 3.x ドライバーで動作することが保証されています。 アプリケーションが使用している機能は、ドライバーで使用できることを前提としています。 また、標準に準拠したアプリケーションが ODBC 3.x ヘッダー ファイルを使用してコンパイルされていることも前提としています。