ステップ 3: SQL ステートメントのビルドと実行
3 番目の手順では、次の図に示すように、SQL ステートメントをビルドして実行します。 この手順を実行するために使用されるメソッドは、大きく異なる場合があります。 アプリケーションは、SQL ステートメントの入力、ユーザー入力に基づく SQL ステートメントの作成、またはハードコーディングされた SQL ステートメントの使用をユーザーに求める場合があります。 詳細については、「SQL ステートメントの構築」を参照してください。
SQL ステートメントにパラメーターが含まれている場合、アプリケーションは各パラメーターに対して SQLBindParameter を呼び出すことによって、それらをアプリケーション変数にバインドします。 詳細については、「ステートメント パラメーター」に関する記事を参照してください。
SQL ステートメントがビルドされ、パラメーターがバインドされると、SQLExecDirect を使用してステートメントが実行されます。 ステートメントを複数回実行する場合は、SQLPrepare を使用して準備し、SQLExecute を使用して実行できます。 詳細については、「ステートメントの実行」を参照してください。
また、アプリケーションは SQL ステートメントの実行を完全に中止し、代わりに関数を呼び出して、使用可能な列やテーブルなどのカタログ情報を含む結果セットを返す場合もあります。 詳細については、「データ カタログの参照」を参照してください。
アプリケーションの次のアクションは、実行される SQL ステートメントの種類によって異なります。
SQL ステートメントの種類。 | 次の手順に進みます。 |
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SELECT またはカタログ関数 | ステップ 4a: 結果のフェッチ |
UPDATE、DELETE、または INSERT | ステップ 4b: 行数のフェッチ |
その他すべての SQL ステートメント | 手順 3: SQL ステートメントをビルドして実行する (このトピック) または 手順 5: トランザクションをコミットする |