SQLGetConfigMode 関数
準拠
導入されたバージョン: ODBC 3.0
まとめ
SQLGetConfigMode は、DSN 値を一覧表示するOdbc.iniエントリがシステム情報内のどこにあるかを示す構成モードを取得します。
構文
BOOL SQLGetConfigMode(
UWORD * pwConfigMode);
引数
pwConfigMode
[出力]構成モードを含むバッファーへのポインター。 (「コメント」を参照)。 *pwConfigMode の値は次のとおりです。
ODBC_USER_DSN
ODBC_SYSTEM_DSN
ODBC_BOTH_DSN
戻り値
関数は成功した場合は TRUE を返し、失敗した場合は FALSE を返します。
診断
SQLGetConfigMode が FALSE を返す場合は、SQLInstallerError を呼び出すことによって、関連付けられた *pfErrorCode 値を取得できます。 次の表に、SQLInstallerError によって返される *pfErrorCode 値の一覧を示し、この関数のコンテキストでそれぞれについて説明します。
*pfErrorCode | エラー | 説明 |
---|---|---|
ODBC_ERROR_OUT_OF_MEM | メモリ不足 | メモリ不足のため、インストーラーで関数を実行できませんでした。 |
説明
この関数は、DSN 値をリストするOdbc.ini項目がシステム情報内のどこにあるかを判別するために使用されます。 *pwConfigMode がODBC_USER_DSN場合、DSN はユーザー DSN であり、関数は HKEY_CURRENT_USER のOdbc.iniエントリから読み取ります。 ODBC_SYSTEM_DSNの場合、DSN はシステム DSN であり、関数は HKEY_LOCAL_MACHINE のOdbc.iniエントリから読み取ります。 ODBC_BOTH_DSNの場合は、HKEY_CURRENT_USERが試行され、失敗した場合はHKEY_LOCAL_MACHINEが使用されます。
既定では、 SQLGetConfigMode はODBC_BOTH_DSNを返します。 SQLConfigDataSource の呼び出しによってユーザー DSN またはシステム DSN が作成されると、DSN の変更中にユーザーとシステム DSN を区別するために、構成モードをODBC_USER_DSNまたはODBC_SYSTEM_DSNに設定します。 SQLConfigDataSource は、戻る前に構成モードをODBC_BOTH_DSNにリセットします。
関連する関数
対象 | 解決方法については、 |
---|---|
構成モードの設定 | SQLSetConfigMode |