データベース メール アカウントの作成
適用対象: SQL Server Azure SQL Managed Instance
データベース メール アカウントの作成には、データベース メール構成ウィザード または Transact-SQL を使用します。
作業を開始する準備: 前提条件
データベース メール アカウントを作成する方法: データベース メール構成ウィザードの使用、Transact-SQL の使用
補足情報: データベース メールを構成する次の手順
始める前に
前提条件
電子メールの送信に使用する SMTP (簡易メール転送プロトコル) サーバーの名前とポート番号を特定します。SMTP サーバーが認証を必要とする場合は、その SMTP サーバー用のユーザー名とパスワードを特定します。
サーバーの種類とそのサーバー用のポート番号を指定できます。この指定は省略できます。 送信メール用のサーバーの種類は、常に 'SMTP' になります。 ほとんどの SMTP サーバーは、既定のポート 25 を使用しています。
データベース メール構成ウィザードの使用
ウィザードを使用して、データベース メール アカウントを作成するには
オブジェクト エクスプローラーで、データベース メールを構成する SQL Server インスタンスに接続し、サーバー ツリーを展開します。
[管理] ノードを展開します。
[データベース メール] をダブルクリックして、データベース メール構成ウィザードを開きます。
[構成タスクの選択] ページで、 [データベース メール アカウントおよびプロファイルを管理する]を選択して、 [次へ]をクリックします。
[プロファイルとアカウントの管理] ページで、 [新しいアカウントを作成する] を選択し、 [次へ]をクリックします。
[新しいアカウント] ページで、アカウント名、説明、メール サーバー情報、および認証の種類を指定します。 [次へ] をクリックします。
[ウィザードの完了] ページで、実行される動作を確認し、 [完了] をクリックして、新しいアカウントの作成を完了します。
Transact-SQL の使用
Transact-SQL を使用して、データベース メール アカウントを作成するには
msdb.dbo.sysmail_add_account_sp ストアド プロシージャを実行してアカウントを作成し、次の情報を指定します。
作成するアカウントの名前。
省略可能なアカウントの説明。
送信する電子メール メッセージに表示する電子メール アドレス。
送信する電子メール メッセージに表示する表示名。
SMTP サーバーのサーバー名。
SMTP サーバーが認証を必要とする場合、SMTP サーバーへのログオンに使用するユーザー名。
SMTP サーバーが認証を必要とする場合、SMTP サーバーへのログオンに使用するパスワード。
次の例では、新しいデータベース メール アカウントを作成します。
EXECUTE msdb.dbo.sysmail_add_account_sp
@account_name = 'AdventureWorks Administrator',
@description = 'Mail account for administrative e-mail.',
@email_address = 'dba@Adventure-Works.com',
@display_name = 'AdventureWorks Automated Mailer',
@mailserver_name = 'smtp.Adventure-Works.com' ;