MSSQLSERVER_4846
適用対象: SQL サーバー
詳細
属性 | Value |
---|---|
製品名 | SQL Server |
イベント ID | 4846 |
イベント ソース | MSSQLSERVER |
コンポーネント | SQLEngine |
シンボル名 | BULKPROV_MEMORY |
メッセージ テキスト | 一括データ ソース プロバイダーがメモリの割り当てに失敗しました。 |
説明
メモリの割り当てが失敗しました。
ユーザーの操作
メモリ エラーのトラブルシューティングを行うための一般的な手順は次のとおりです。
このサーバー上で、他のアプリケーションやサービスによってメモリが消費されていないか確認します。 重要度の低いアプリケーションやサービスのメモリ消費量が少なくなるように、構成を変更します。
SQL Server: Buffer Manager および SQL Server: Memory Manager のパフォーマンス モニター カウンターを確認します。
次に示す SQL Server メモリ構成パラメーターを確認します。
max server memory
min server memory
min memory per query
通常とは異なる設定がないか確認します。 必要に応じて、これらを修正します。 SQL Server のメモリ要件を考慮します。 既定の設定については、SQL Server オンライン ブックの「サーバー構成オプションの設定」を参照してください。
DBCC MEMORYSTATUS 出力を監視し、エラー メッセージが表示された場合にどのように変化するかを調べます。
ワークロード (同時セッション数や現在実行中のクエリ数など) をチェックします。
次のアクションにより、SQL Server で使用可能なメモリが増える可能性があります。
SQL Server 以外のアプリケーションがリソースを消費している場合は、そのアプリケーションの実行を停止するか、別のサーバーで実行することを検討します。 これにより、外部的なメモリ負荷を軽減できます。
最大サーバー メモリを構成した場合は、設定値を大きくします。
次の DBCC コマンドを実行して、いくつかの SQL Server メモリ キャッシュを解放します。
DBCC FREESYSTEMCACHE
DBCC FREESESSIONCACHE
DBCC FREEPROCCACHE
問題が解決しない場合は、さらに調査します。ワークロードの軽減が必要になる場合もあります。