SSMS XEvent Profiler の使用
適用対象: SQL Server Azure SQL Managed Instance
XEvent Profiler は、拡張イベントのライブ ビューアー ウィンドウを表示する SQL Server Management Studio (SSMS) 機能です。 この概要では、このプロファイラーを使用する理由、主な機能、拡張イベントを初めて表示する場合の手順について説明します。
XEvent Profiler を使用する理由
SQL Profiler とは異なり、XEvent Profiler は SSMS に直接統合され、SQL エンジンのスケーラブルな拡張イベント テクノロジ上に構築されています。 この機能を使用すると、SQL Server の診断イベントのライブ ストリーミング ビューにすばやくアクセスできます。 このビューはカスタマイズできます。また、.viewsettings ファイルとして他の SSMS ユーザーと共有することができます。 XE プロファイラーで作成されたセッションは、SQL Profiler を使用した場合の同様の SQL トレースよりも、実行中の SQL Server に対する影響が少なくなります。 このセッションは、ユーザーが既存の XE セッションのプロパティの UI または Transact-SQL を使用してカスタマイズすることもできます。
前提条件
この機能は、SQL Server Management Studio (SSMS) v17.3 以降でのみ使用できます。 最新バージョンを使用していることを確認してください。 最新バージョンはこちらで入手できます。
はじめに
XEvent Profiler にアクセスするには、次の手順を実行します。
SQL Server Management Studio を開きます。
SQL Server Database Engine または localhost のインスタンスに接続します。
オブジェクト エクスプローラーで、XE プロファイラー メニュー項目を見つけて、[+] 記号をクリックして展開します。
このセッションのすべてのイベントを表示する場合は、[標準] をダブルクリックします。 ログに記録されている SQL ステートメントを表示する場合は、[T-SQL] をクリックします。 セッションがまだ作成されていない場合は、セッションが自動的に作成されます。
セッションによってキャプチャされたイベントを表示できるようになりました。