メモリ最適化テーブルへの IDENTITY の実装

適用対象: SQL Server Azure SQL データベース Azure SQL Managed Instance

シードと増分値がいずれも 1 (既定である) 限り、メモリ最適化テーブルでは IDENTITY がサポートされています。 IDENTITY(x, y) という定義を持つ ID 列で、x != 1 または y != 1 の場合は、メモリ最適化テーブルでサポートされません。

IDENTITY シードを増やすには、セッション オプション SET IDENTITY_INSERT table_name ONを使用して、ID 列に対する明示的な値を指定して新しい行を挿入します。 行を挿入すると、IDENTITY シードは明示的に挿入された値 +1 に変更されます。 たとえば、シードを 1000 に増やすには ID 列に値 999 を含む行を挿入します。 生成される ID 値は、1000 から開始されます。

参照

インメモリ OLTP への移行