SQL Server の Cursor Manager by Type オブジェクト
適用対象: SQL サーバー
SQLServer:Cursor Manager by Type オブジェクトには、種類別にグループ化されたカーソルを監視するカウンターが用意されています。
次の表で、SQL Server Cursor Manager by Type カウンターについて説明します。
Cursor Manager by Type カウンター | 説明 |
---|---|
Active cursors | アクティブなカーソルの数。 |
Cache Hit Ratio | キャッシュ ヒットとキャッシュ参照の比率。 |
Cache Hit Ratio Base | 内部使用のみ。 |
Cached Cursor Counts | キャッシュ内の特定種類のカーソルの数。 |
Cursor Cache Use Count/sec | キャッシュされている各種のカーソルが使用された時間。 |
Cursor memory usage | カーソルによって消費されたメモリ量 (KB)。 |
Cursor Requests/sec | サーバーが受け取った SQL カーソル要求の数。 |
Cursor worktable usage | カーソルによって使用された作業テーブルの数。 |
Number of active cursor plans | カーソル プランの数。 |
オブジェクトの各カウンターには、次のインスタンスが含まれています。
Cursor Manager インスタンス | 説明 |
---|---|
_Total | すべてのカーソルに関する情報。 |
API Cursor | API カーソルのみに関する情報。 |
TSQL Global Cursor | Transact-SQL グローバル カーソルのみに関する情報。 |
TSQL Local Cursor | Transact-SQL ローカル カーソルのみに関する情報。 |
例
sys.dm_os_performance_counters の動的管理ビューで次の T-SQL クエリを使用して、このオブジェクトのクエリ パフォーマンス カウンターの確認を開始します。
SELECT * FROM sys.dm_os_performance_counters
WHERE object_name LIKE '%Cursor Manager by Type%';