SQL Server データベースの警告のセットアップ (Windows)
適用対象 SQL Server
パフォーマンス モニター を使用して、パフォーマンス モニターのカウンターがしきい値に達したときに発する警告を作成できます。 警告が発せられると、パフォーマンス モニターは、その警告状況を処理するために作成されたカスタム アプリケーションなどのアプリケーションを起動できます。 たとえば、デッドロックの数が特定の値を超えたときに生成される警告を作成できます。
警告は、SQL Server Management Studio や SQL Server エージェントを使用して定義することもできます。 詳細については、「アラート」を参照してください。
パフォーマンス カウンター アラートのデータ コレクター セットを作成する
パフォーマンス モニターを開き、[データ コレクター セット] を展開します。
[ユーザー定義] を右クリックし、[新しい>データ コレクター セット] を選択します。
新しいセットにカスタム名を付け、[手動作成 (詳細設定)] ラジオ ボタンを選択し、[次へ] を選択します。
[パフォーマンス カウンター アラート] ラジオ ボタンを選択し、[次へ] を選択します。
[監視するパフォーマンス カウンターを選択してください] ページで、[追加] を選択し、警告に対するカウンターを追加します。
[利用可能なカウンター] リストからカウンターを選択します。
警告にカウンターを追加するには、[追加] を選択します。 カウンターの追加を続行するか、[はい] を選択して新しい警告のダイアログ ボックスに戻ることができます。
新しい警告のダイアログ ボックスで、[次の場合になったら警告する] の一覧の [超過] または [以下] を選択します。 [制限値] にしきい値を入力します。
警告は、カウンターの値がしきい値を超えたとき、またはしきい値以下になったときに生成されます。これは [超過] または [以下]のどちらを選択したかによって決まります。
(省略可能) [以下として実行オプション] オプションを使用して、このアラートを実行するアカウント 選択します。
このデータ コレクター セットの [プロパティを開く] ラジオ ボタンを選択し、[終了] を選択します。
[スケジュール] タブで、警告スキャンの開始と停止のスケジュールを設定します。
データ コレクターを使用して SQL Server データベースアラートを設定する
アラートに対して実行できるアクションを変更するには、新しいデータ コレクター セットで作成されたデータ コレクターを開く必要があります。
作成した新しいデータ コレクター セットに移動し、詳細ウィンドウでデータ コレクター オブジェクトをダブルクリックします。 この例では、名前は
DataCollector01
で、これにはAlert
TYPE があります。[アラート タスク] タブで、警告がトリガーされたときに実行される操作を設定します。
[アラート アクション] タブで、[アプリケーション イベント ログに入力を記録する] ボックスをオンにします。
[アラート] タブでは、[サンプリング間隔] ボックスと [単位] ボックスを使用してサンプリング頻度を設定できます。