SQL Server のレプリケーション
適用対象: SQL Server Azure SQL Managed Instance
レプリケーションとは、あるデータベースから別のデータベースにデータやデータベース オブジェクトをコピーおよび配布し、それらのデータベースを同期させて一貫性を保つための一連のテクノロジです。 レプリケーションを使用すると、ローカル エリア ネットワーク、ワイド エリア ネットワーク、ダイヤルアップ接続、ワイヤレス接続、インターネットなどを経由して、別の場所や、リモート ユーザーまたはモバイル ユーザーにデータを配布することができます。
トランザクション レプリケーションは、高いスループットが必要とされるサーバー間のシナリオで使用されるのが一般的です。たとえば、スケーラビリティと可用性の向上、データ ウェアハウジングとレポート、複数サイトからのデータの統合、異種データの統合、バッチ処理のオフロードなどのシナリオで使用されます。 マージ レプリケーションは、データの競合の可能性があるモバイル アプリケーションや分散サーバー アプリケーションを主な対象としています。 モバイル ユーザーとのデータ交換、店舗販売時点管理 (POS) アプリケーション、複数サイトからのデータの統合などのシナリオが一般的です。 スナップショット レプリケーションは、トランザクション レプリケーションとマージ レプリケーションに初期データセットを提供するために使用されます。データの完全な更新が必要な場合にも使用できます。 この 3 種類のレプリケーションにより、SQL Server は企業全体でデータを同期するための強力かつ柔軟なシステムを提供しています。 SQLCE 3.5 および SQLCE 4.0 に対するレプリケーションは Windows Server 2012 とWindows 8 の両方でサポートされます。
新機能
- SQL Server 2022 では、SQL Server レプリケーションに重要な新機能は加えられていません。
- SQL Server 2019 では、SQL Server レプリケーションに重要な新機能は加えられていません。
- SQL Server 2017 では、SQL Server レプリケーションに重要な新機能は加えられていません。
- SQL Server 2016 では、SQL Server レプリケーションに重要な新機能は加えられていません。
下位互換性の情報については、「レプリケーションの旧バージョンとの互換性」を参照してください。
レプリケーションのセキュリティ
パブリッシングおよびディストリビューション
パブリケーションおよびアーティクル
- パブリケーションを作成する
- アーティクルの定義
- パブリケーション プロパティの表示および変更
- アーティクルのプロパティの表示と変更
- パブリケーションの削除
- アーティクルの削除
- Oracle データベースからのパブリケーションの作成
- サブスクリプションの有効期限の設定
- スキーマ オプションの指定
- スキーマ変更のレプリケート
- ID 列の管理
- マージ パブリケーションの互換性レベルの設定
スナップショット オプション
データのフィルター処理
- 列フィルターの定義および変更
- 静的行フィルターの定義および変更
- マージ アーティクルのパラメーター化された行フィルターの定義および変更
- パラメーター化された行フィルターの最適化
- マージ アーティクル間の結合フィルターの定義および変更
トランザクション レプリケーション オプション
マージ レプリケーション オプション
サブスクリプションを管理する
- Create a Pull Subscription
- プル サブスクリプションのプロパティの表示または変更
- プル サブスクリプションの削除
- プッシュ サブスクリプションを作成する
- プッシュ サブスクリプションのプロパティの表示または変更
- プッシュ サブスクリプションの削除
- 同期スケジュールの指定
- Create an Updatable Subscription to a Transactional Publication
- SQL Server 以外のサブスクライバーのサブスクリプションの作成
サブスクリプションの同期
- 初期スナップショットの作成および適用
- パラメーター化されたフィルターを使用したパブリケーションのスナップショットの作成
- トランザクション サブスクリプションのバックアップからの初期化 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)
- 手動によるサブスクリプションの初期化
- プル サブスクリプションの同期
- プッシュ サブスクリプションの同期
- サブスクリプションの再初期化
- 同期中のスクリプトの実行 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)
- マージ アーティクルのビジネス ロジック ハンドラーの実装
- ビジネス ロジック ハンドラーのデバッグ (レプリケーション プログラミング)
- 同期中にトリガーと制約の動作を制御する (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)
- マージ アーティクルのカスタム競合回避モジュールの実装
管理
- レプリケーション エージェント プロファイルの操作
- サブスクライバーでのデータの検証
- パラメーター化されたフィルターによるマージ パブリケーションのパーティションの管理
- マージ レプリケーション内のテーブルにデータを一括読み込みする (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)
- マージ メタデータのクリーンアップ (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)
- マージ アーティクルのダミー更新の実行 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)
- レプリケートされたコマンドなどディストリビューション データベースに格納されている情報を表示する (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)
- トランザクション レプリケーションの連携バックアップの有効化 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)
- ピアツーピア トポロジの管理 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)
- レプリケーション トポロジの停止 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)
- Oracle パブリッシャー用のトランザクション セット ジョブの構成 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)
- レプリケーション スクリプトのアップグレード (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)